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2012年01月20日
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カテゴリ:映画
●見た日:2012年1月19日
●見た場所:渋谷・シアターN
●「ホーボー・ウィズ・ショットガン」公式サイト


タイトルの意味は「ショットガンを持った浮浪者」。
ホーボーは主人公の名前かと思っていたがそうではなく、主人公の名前は最後まで出てこない。


流れ者の初老のホームレス(以下ホーボーと表記)が、とある町にやってきた。
そこは、ドレイク父子が暴力で支配する町。
警察もドレイク父子一派の一員で、普通の人々は荒みきった町で怯えて暮らす。
だが、ある時を境にホーボーは立ち上がる。
ショットガンで町中の犯罪者の大掃除を始める。
人々はホーボーの行動に勇気づけられ町の様子も変わり始める。

おもしろくないドレイクは、ホームレス狩りを命じる。
関係のないホームレスが殺されていき、ホーボーは動きが取れなくなる。
売春婦のアビーと再会したホーボーは、二人で町を出ることにする。
そこへ、ドレイクの息子たちが以前ホーボーにやられたときのお礼参りに乗り込んでくる。
アビーが殺されかかるものの、なんとか逆襲。
ドレイクの長男は、ホーボーのショットガンで殺される。
息子の死を知ったドレイクは「地獄の使者」にホーボーの捕獲を命じる。

ホーボーがアビーを運び込んだ病院にやってきた「地獄の使者」の二人組。
病院関係者を次々に血祭にあげながらホーボーを探し、とうとう連れ去る。
病院に残されたアビーは意を決して武装し、ホームレス狩りをする町の人たちに「ストリートはホームレスの家だ」と演説し、ホーボーの救出に向かう。

ドレイクと「地獄の使者」によって、ホーボーは公開処刑されそうになるが、やってきたアビーがホーボーを助ける。
ホーボー、アビー、ドレイク、「地獄の使者」の戦いが始まる。
警官たち、町の人々がその周りを取り囲む。

そして残るはドレイクを始末するのみとなったその時。
ショットガンを構えるホーボーに警官が言う。
「撃ったらお前も撃つ」。

と、その時、ホーボーやアビーの言動に心を動かされていた町の人々は警官たちに一斉に武器を向ける。
だが、警官たちは変わらなかった。

ドレイクを撃つホーボー。
同時に警官たちの銃がホーボーを撃つ。
アビーの悲鳴。
倒れて、死んでいくホーボー。


THE END


という話。


「グラインドハウス」のニセ予告の映画化第2弾ということでB級くさいのが楽しみなわけだが、いや、血飛沫飛ぶ、飛ぶ。
ショットガン撃ちまくりで血飛沫が飛ぶだけなら、まぁ、それほどでもないんだけど。
内臓ぱっくりみたいなところとか、カミソリがたくさん刺さったバットで吊るされた男を殴って飛び散る手足とか、マンホールから出した顔がもぎ取られるとかの直接的な表現がちょっとスプラッターで、うへーとなる。
別にフツーに見れるんで、本格的なスプラッター映画のレベルではないだろうけど。
でもそればっかり続くとねー。

銃撃戦バリバリはあるものの、スプラッターなところはなく、悪は一掃されて、最後に主人公は女連れで去って行く「マチェーテ」に比べて、すっきりした爽快感がないんだよね。

いろいろおもしろいんだけどねー、うーん。

という感じ。

ドレイクのキャラクター、チンケなおじさんという外見(時代劇で悪代官とかにくっついてる商人っぽい見た目)
明るく残虐行為を働くドレイクの息子たち(サングラスがお似合い)
キン肉マンに出てくる鉄仮面かぶったスーハースーハー言ってるやつみたいな「地獄の使者」。
このへんはホントにマンガで笑える。

ホーボーとアビーの繋がりや、新生児室を覗き込んでホーボーが言うセリフ。
このへんは結構心に染み入るって感じだし。

さっきまで瀕死状態だったアビーが、武器店に侵入してって、自分で武器の調整して、軍服?まで来て武装しちゃうのもおいおいだし。
でもその割にはあっけなく武装が取れちゃうし。
ホーボーも胸にかなり深そうな傷をつけられても、翌日はガラス食べちゃってるしw
そもそも結構トシなのにあんなにショットガン、バカスカ撃てるって、前は何やってたの~?

というテキトーなところ(かつ、笑いどころ)もあるし。

話はぐいぐいと分かりやすく展開していくし。

つまらないか、おもしろいかの二者択一だったら、間違いなくおもしろい映画。

が、そんなに血飛沫飛ばさなくても、そんなにバカスカ人を殺さなくてもいいじゃん、と、やっぱり思っちゃって。

でもそうじゃなかったら、今イチだったかもしれない、そこがこの映画の味だとは思うんだけどね。

最後にホーボーが死なないでヒーローになってれば、血しぶき飛びまくりも許せたかも。

勝利を喜ぶ町の人たちの群れをそっと抜け出し、アビーとともにこっそり旅立つホーボー、みたいなエンディングが良かった。

でもそれじゃ軽い OR ありきたりか。

ああいう救いのないエンディングのほうが印象に残るオチ、かもしれん。

うーん。





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Last updated  2012年02月10日 15時31分18秒
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