カテゴリ:バトン
【口説きバトン】
Yaggiさんのトコで面白いバトンを見つけました~。 ルール:以下のキーワードを絡める、 もしくは連想させる口説き台詞を自分で考えながら回答してください。 で、貰って帰ってきたんですけど。 ちょうどこのバトンを見たのが、妄想炸裂中の日の ことでー。 もれなく、妄想超特急にご乗車けってー。 いやー。 Yaggiさんみたく、シンプルにって考えたんですよ、これでも。 が、「恥を捨てろ、考えるな」のお言葉に従って驀進しちゃいましてー。 なんかバトンの原型を留めて無いとゆーか……ルールぶっちぎり? 口説き文句というより単なる「お題」に……(汗 01) キーワード『雪』 クリスマスが近づくと、突然冬景色がやってくる。 雪をかぶるとイルミネーションは一層映える。 寒風など物ともしない雑踏の中で見る幻想的な光景は、 何とも言えず現実的で下世話で暖かだ。 繋いだ手から伝わる、温もり。 点滅するライトに彩られるあなたの横顔。 どうしようもなく幸福な衝動が胸のうちに溢れる。 雪とざわめきの中で、あなたの腕にすがった。 「あなたの腕で融ける雪になりたい……」 切実に、思った。 02) キーワード『月』 寒月。 シンと冴え渡った空に、独り月が輝く。 そんな夜を独りで過ごすのは、寂しさが沁みて辛い。 そこへ、あなたからのメール。 他愛ない言葉に、私の心はあっけなく温まる。 返信:月夜の独りは淋しさが沁みるの。 あなたの声が聞けたらいいのに。 電話は、鳴るだろうか。 それとも、彼は来るだろうか。 どっちだって構わない。 あなたを照らす月の下に、私も居るのだから。 03) キーワード『花』 花屋の店先で脚が止まった。 色とりどりの、花。 男の人って花が苦手だけど、とガーベラを買う。 初めて私にくれたプレゼントのことを、あなたは覚えているだろうか。 誕生日にと、小さなガーベラの花束。 それから、私の好きな花がガーベラになったことを、あなたは知っているだろうか。 あなたの誕生日に私のための花を買う。 テーブルの一輪挿しに、あなたは気付くだろうか。 その下のメモに、あなたは気付くだろうか。 「私はあなたのために開く花」 さあ、次のプレゼントを買いに行こう。 04) キーワード『鳥』 鴛鴦、という鳥のこと知ってる? 翼が一つしかなくて、1人では空を飛べない鳥なんだって。 だから、パートナーを探して二人で空を飛ぶんだって。 あたし、あなたとなら何でも出来る気がする。 鴛鴦と同じね、空も飛べそう。 05) キーワード『風』 今日は久しぶりの青空。 スコンと高い空に、風がふわりと舞う。 爽やかな風が私の中を吹き抜ける。 何と言う充実。 私は、朝寝を決め込むあなたに風と朝日をあびせかける。 こんなときに言葉は要らない。 ゆっくり唇を重ねる。 06) キーワード『無』 あなたの居ない夜。 私は独り、布団の海を泳ぐ魚。 暗く青い海の底。 淋しくて不安で、自由。 あなたの寝具とにおいに包まれて、波間を漂う。 今ここにあなたの腕があれば、どんなに安心するだろう。 早く帰って私を抱いて。 あなたの枕にそっと囁く言葉は、あなたに届かない……。 07) キーワード『光』 カーテンの隙間から日差しが滑り込む。 一条の光がまぶしくて、目を細め、あなたの横に潜り込む。 日曜の朝、という幸福。 朝刊もコーヒーもニュースも要らない、怠惰でゆったりとした時間。 「まぶしいね」と言うと「まぶしいね」と返ってくる。 心の中で付け足す。 まぶしいのは、あなただ、と。 あなたも私をまぶしそうに見返す。 眩しいのは、お互いの存在。 それを口に出さずに共有出来る、幸せ……。 朝は、長い。 08) キーワード『水』 喉が渇く。 どうしてあなたと一緒に居ると、喉が渇くんだろう。 グラスの水を一気に飲み干して、溜息をつく。 ダメだ。 まだまだ、私はダメ。 あなたを前にすると、自分を無くしてしまう。 私の心の飢えも鼓動も、全てあなたに見透かされる……。 水がほしい。 あなたという、水が。 あなたは私にはまだ飲めない、水。 私を癒してくれる、水。 アナタをクダサイ。 09) キーワード『火』 並んで座ったカウンター。 届けられたカクテル。 甘くて、オレンジの苦味が利いて、テキーラが頭を痺れさせる。 セックス・オン・ザ・ビーチ。 まるで、あなたそのもの。 あたしの注文を聞いて、少し驚いた顔を隠したの、知ってるのよ。 刺激的なネーミングだからね。 あなたに火がついたの、分かってる。 わたしにも火がついてるのよ、知っているでしょう? 「ねえ、知ってるでしょう?」 「何を?」 私は無言であなたの手の私の手を重ねる。 応えてなんてあげない。 10) バトンを回す5人 すでに原型をとどめてないので……止めます(汗 って、オレンジにテキーラって、テキーラサンライズだわ……orz お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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