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本日、小泉首相は靖国神社へ参拝されたが、国民の多くがいつしか自国の精神文化を知らなくなってしまったために、そのことを批判する世論がある。
神社のご祭神というのは、必ずしも西洋的なGodを祀っているのではない。 時には悪霊などのネガティブな存在をすら、その怨念が災いをもたらさぬように、神として祀り弔うというのが、元来の日本人の神観だ。だから、仮にA級戦犯といわれている人たちが罪人だったとしても、そうした日本人の元来の神観にしたがえば、おかしくない祀り方なのだ。 しかし、すっかり西洋化してしまった今日の日本人自身の、自国の精神文化に対する無知が、今日の騒動を徒に増長させてしまっている。 また、日本のこうした精神文化を知らない外国人には、戦犯を祀るとは、あたかも戦犯を「崇めている」ような印象を与えてしまうわけだが、崇めているのではない。その辺が理解されていないこと、しかも日本人自身すら自国民の元来の精神性を知らなくなってしまい、それを説明できなくなってしまったことが、一番の問題だといえよう。 『この国を愛するために「靖国」』はそうした内容について触れているが、その中でも特に… ・第10章 A級戦犯の合祀問題 ・第14章 世界に誇るべき和の精神 …は、首相の靖国参拝に言及したものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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