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テーマ:楽天写真館(354497)
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9月はひと月で7回、ワーグナーのトリスタンとイゾルデの本番がありました。全ての本番でスタッフの熱意が伝わってきて素晴らしいものが出来上がりました!お客様も毎回スタンディングオベーションで応えて下さり、これぞ演奏家冥利に尽きるといった充実した一ヶ月でした。
後日掲載された批評もとても好意的なものばかり。感謝感謝です。 フランクフルターアルゲマイネ紙 http://www.faz.net/aktuell/feuilleton/buehne-und-konzert/richard-wagner-in-minden-hier-weht-bayreuths-fahne-auf-dem-dach-11885449.html Die Welt紙 http://www.welt.de/kultur/musik/article109156791/Liebestod-im-Lippischen.html Westfälische Nachrichten紙 http://www.wn.de/Welt/Kultur/Opern-Ereignis-ohne-Opernhaus-Spektakulaere-Initiative-In-Mindens-Stadttheater-wird-Wagners-Tristian-und-Isolde-gespielt Der Neue Merker紙 http://www.der-neue-merker.eu/minden-tristan-und-isolde-premiere この反響の大きさもあってか、 ある都市が資金援助を延長してくれることに。ありがたいです。 素晴らしい演出をして下さったMatthias von Stegmannさん。彼はこう見えて実は半分日本の血が混ざっています。 筆者を挟んで左側がミンデンワーグナー協会の会長であらせられるヴィンクラーさん、そして右側が2年前のローエングリンに続いてすばらしい歌声を披露して下さったルート マリア ニコライさん。美女軍団に囲まれて天にも昇る心地?? さて続いてはツアーのはじまりはじまり〜。フライブルクで同じ時期に勉強した左利きの指揮者シモン ガウデンツと共に、ベートーヴェンの交響曲3番5番とチャイコフスキーのピアノ協奏曲1番2番を携えてオーストリアとイタリアへ。 まずはいつもにようにバスでヘアフォルトから11時間かけてオーストリアはDornbirnへ。そこのホテルは(ウチのオケにしたら珍しく)とても素晴らしく綺麗で何とキッチン付き!持って行ったお弁当を部屋の電子レンジ(!)で温めて食べた後、何の気なしにテレビをつけてみると、あ〜ら日本のプロレスをやっているではあ〜りませんか!久しぶりに猪木や武藤、蝶野、ライガーなどの試合を堪能しました。やはり一時代築いた人たちの試合はすばらしい…! 口開いてまっせ… ドアタグに書いてある内容もなかなか。恥ずかしいのでどうぞご自分で訳して下さい… ここでの演奏会を終えると今度はアルプスを超えて一路イタリアはミラノへ。ここ数年定期的に演奏させて頂いているヴェルディ音楽院での2日本番です。今回チャイコの2番のコンチェルトは初めてだったのですが、何と第2楽章にバイオリンとチェロの長〜いソロがありまして、それはピアノのソロを遥かに凌駕する存在感…。なかなかしびれましたが、何とか弾ききる事ができました。 演奏会の開始が21時と遅いため、深夜12時のピザ! 翌日もイタリアン。これは漁師のパスタ! ミラノの市立博物館内の楽器博物館にある2段バラなビオラ。 この後2日目の演奏会を終えて、このツアーは終了。オケ本体は翌日に飛行機で(せめて帰りだけでも!)ヘアフォルトに戻りましたが、次の6日間がオケの完全オフだった事もあって、本体と離れて南仏旅行に出掛けました。まずは早朝7時5分発の電車に乗って一路ニースへ。電車はジェノアを過ぎるとずっと地中海沿いを走ります。 そして美しい景色には目もくれずお化粧に勤しむ女史。 イタリア側の国境の駅、Ventemigliaという駅で乗り換え、昼頃にニースに到着。初南仏です!まずホテルに荷物を置き素晴らしい青空の下散策スタート! 早速見つけた銅像の前で真似っこする女史。 海岸に行く途中で見つけた花市。 ニースの海岸は砂浜ではなく砂利浜でした。 この後バスを利用して丘の上に建つマティス美術館へ。 恥ずかしながらこの人の作品を見るのは初めてだったのですが、独特の創造性に結構ハマりました。ニースの近くに彼がデザインした教会があるらしいのですが、次回是非行ってみたいものです。 再び海岸に戻り、今度は近くの丘の上へ。丁度夕暮れの時間で素晴らしい眺めでした。 夕飯はこのレストランで。ウチの女史がインターネットで探し出したこの店は、各方面でとても評価が高く、2週間程前に電話予約してありました。開店時間の19時に予約していたのですが、開店前からすでに人で溢れかえっておりまして、事前に予約してなかった方々は残念ながら21時半以降に廻されてしまっていました…。 それにしても出てくる料理、店員さんの気さくさ、店内の雰囲気、値段のどれをとっても素晴らしかった!お客さんもまたみんな幸せそうに食事していましたよ! ニース風サラダとパチリ。 この後筆者は地元で穫れたタラの煮込み料理、女史はお肉と付け合わせのニース風パンケーキを食し、最後はクレームブリュレ〆しちまいました。食べている時がやっぱ一番幸せかも…(笑) ニース万歳! さてニースを後にした我々は次の目的地、ルルドへ向かいました。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 5, 2012 03:29:45 AM
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