いよいよ大坂の夏の陣
幸村の計画通りに進んでいれば、上手くいったのかもしれないけど
秀頼が来るまでに松平が毛利を撃ち、
この後に及んで、大倉卿が秀頼にグダグダ言い、
息の根を止めてなかった台所番が嘘八百を言い、
勝ちを見切って、大野修理が千成瓢箪を城に持ち帰って陣が崩れ、
台所番が厨を燃やした煙が丸見えで、浮き足立ち、
がらがらと崩れていく計画
だから、さっさと大倉卿に一服盛っておけばよかったんだよ!
<幸村>
戦前夜に盛り上がる雑魚兵たち
「命は惜しくない」と強がる兵たちに
「私は命が惜しい。だから明日、決して死なない」
台所の間者は徳川に仕えていないけど、
娘と妻が秀吉に手込めにされて、自害したから、
秀頼と大阪城の終わりをこの目で見たいと、情報漏洩かぁ
命を賭けて助けてくれる人はいないが、
命を賭けて滅ぼそうとする人はいる……ってことですね
「誇り高く死にたい」
「死ぬのは怖くない」
と物わかりのいいことを言う茶々さまには
より具体的な状況を想像させて、
「悪い夢から連れ戻して差し上げる」と言って、
怯えたところにいろいろ吹き込む
まるで洗脳っ!!!
佐助をつけて息子を前線から離した上で、
戦場で出会う幸村と三十郎
幸村の命に従って、槍を振るう三十郎と
雑魚呼ばわりして、トドメを刺さない幸村
単騎、家康の元に乗り込んで、短筒を取り出したのに!
山寺で徳川の兵に襲われた時のあの技
昌幸父さんに喧嘩の必勝法として教わった
指の間から握った小枝を突き出す!の刃物バージョンだ!
五十五歳の佐助……あれだけ動いたら、そりゃ、全身が痛いよ
最後の大仕事が、幸村の介錯という……
<きりちゃん>
最初から最後まで幸村と一緒にいたのに、
男女の関係にはなっていない二人は、まさに腐れ縁
最後の大仕事は、燃える大阪城から千姫を脱出させて
徳川の陣に連れて行ったこと
その後のきりちゃんはどうなったのかな
幸村の最期を見届けた佐助と一緒に暮らしてたらいいなぁ
佐助のフラグは折られてるんだし、ありでしょ!
<その他の人々>
内記は昌幸父さんの位牌を持って、
堀田作兵衛は自分が作った畑で(涙)
幸村の戦いっぷりを遠くから見ている
伊達正宗と片倉影綱、景勝さまと兼続
正宗なんて、あと十年早く生まれていれば~と嘆いたらしいけど、
だったら、大阪方で戦えばよかったのに!
そして、最後までウルウル目の景勝さま
片桐さまも、まだ生きてた!
つーか、お前のせいで、お前のせいでーーーーー!
<家康>
久々に逃げ惑う家康が見られた!
秀忠の逃げっぷりも父親譲り!
真田への恐怖から自害しようとした家康を
周りが担いで止めたおかげで、潮目の変わりを察したし、
幸村に短筒を向けられた時も、満面の笑みの秀忠に助けられ、
運を味方につけて、しぶとく生きただけはある
<信之兄さん>
大阪からの帰りの宿で、相部屋になったのは
本多さま!!!
ピーピーうるさいいびきとはっきりした寝言
同室者としては最悪だけど、はっきり言えない上下関係
次男坊は勝手に毛利に向かっていって、死傷者を出して、逆ギレしてますし、
長男はそれを庇ったら、傷口に塩をなすりこんでますが
兄さんは本多さまの領地で、領民の治め方を教わっています
幸村ほどの人たらしの才能はなかったけど、
真面目で実直な性格は、長い目で見るといいよねぇ
信幸兄さんで始まり、信之兄さんで終わった真田丸でした
よく知っている人を題材にしても、
脚本家によって、こんなに面白くなるんだとよくわかりました
つか、知られていない人を題材にするには、よほどの力量がいるよな~
そうそう、真田丸の場所を特定できるかもしれない文献が
真田丸の放送中に発見されたのに続いて、
井伊直虎が男だったかもしれない、という文献が
出てきたそうですが、このところの大河はついてる? ついてない?