030549 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

わたしのブログ

わたしのブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

tda79th

tda79th

カレンダー

楽天カード

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

BbP1iB jdjjtjq@ BbP1iB <a href="http://jdjjtjqikyjv.com/">jdjjtjqikyjv</a>, [url=http://nzwajlz BbP1iB &lt;a href=&quot;http://jdjjtjq…
アレって本当に効果あるの?blog@ こんばんわ 私は「アレって本当に効果あるの?blog」…
くーる31@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…

フリーページ

ニューストピックス

2015.06.01
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
6月末に休みが取れそうだった。
それは、彼の夏休みに合わせての日程だ。

「居候がいるうちは行ってはダメなの?」とメールをした。
「いるうちは難しいな」と返事が来た。

「いつ出て行くか聞いてみる」と言っていた。
でも彼はきっと聞かない。
友達を追い出すようなことはできない人だ。
自分で「八方美人」と言っている。
そんな美人なら、私に美人であってほしいのに、
いつもいつも私は友達以下だ。

大して愛されていないなあと心から思う。
「すきだよ」と彼は言ってくれた。
要所要所で、それらしいことを言ってくれる。
一緒にいられても、毎日毎晩ではないし、
離れていても、滅多に言ってはくれないけれど、
ここぞというときと、忘れた頃に言ってくれる。
実は深い意味はないかもしれないし、
実はものすごく思い切って頑張ってくれた重い言葉かもしれないし。

わからない。
でも、私に会う気持ちより、居候を追い出すようなことを言いたくない気持ち
のほうが大きいということだけはわかる。

「ここで暮らしていくなら仕方がないことだ」と彼は言う。
それはそうだ。
年に1回か2回かしか来ない「訪問者」なんかを優先したら、
私のいない350日がスムーズに回らなくなるかもしれないのだ。
わかる、わかるんだ。
でも、私はもう少し、大切にしてほしいし、
彼にも「会いたい」と強く思ってほしい。

忙しいのはきっとまた夏祭りなんだろうな。

私はあっちこっち旅行に行って、
仕事も変化がたくさんあって、
出張先でも楽しめるし、
自由な人生を送っている。

彼は、かごの鳥だ。
犬がいるから旅行はできないし、
お金がないから旅行はできないし、
ビザがないから日本にも帰れない。
だから、近所の日本人仲間と、
手作りのお祭りをやったり、
近場で毎晩飲んで騒ぐくらいしか楽しみがないのだ。

代わり映えのない毎日だ。
私には無理かもしれない。

だから、夏祭りや頼まれたライブに命を懸けるのは
よくわかる。
彼にとっては大切なイベントだ。

私は所詮、余計物の訪問者なのだ。

結局、今度行くのは、また来年になるのかな。
それだってわからない。
居候は、子供と共にまだ居座っていて、
私の席は空いていないかもしれない。
びっくりするわ。
女がいなくなったと思ったら、子連れの男に乗っ取られたなんて。

そうこうしているうちに、私はどんどん年を取って
もっともっと醜くなっていく。
彼もそこそこ年寄りじみてきてはいる。
ひげは白くなってきているし、後頭部は薄くなっている。
お腹だってたぽんとしていて、やせているんだかぽっちゃりしているんだか
よくわからないくらいだ。

そんな私たちが恋をしていられるのは、
あと少しの期間だけだと思う。
だからこそ、焦る。
もっと彼のそばにいて、甘えていたいと思う。
一緒に寝るだけでいい。
腕枕をしてもらうだけでいい。
毎晩、彼のピーピー言ってるいびきを聴くだけでいい。

私の気持ちが萎えていく。
会いたい気持ちが報われず、心が折れる。
そんなときは、誰か他のボーイフレンドに、
よしよしと慰めてもらいたくなる。
つらいよね、寂しかったよね、と慰めてもらいたくなる。
ぎゅっと、彼の代わりに抱きしめてもらいたくなる。

彼の代わりに。

今日は、とてもいい仕事をした。
昨年からの課題を克服するために、
少しレベルを下げて、段階的な指導をして、
小さな成功体験を重ねることで、
良い成長がみられた。

こんなに寂しくても、
忙しくても、
いい仕事ができて嬉しかった。
そんな自分がすこし、誇らしかった。

仕事はありがたい。
こういうときに味方になってくれる仕事はいい。

でも本当は、仕事を捨ててしまっても、彼に会いたいのだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015.06.01 21:59:45
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.