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きっとぜんぶ私が悪いんだと思う。
素直に言えなかったことも 欲張ったことを考えていたことも 寂しくて他の誰かに助けてもらおうとしたことも 彼を信じられないことも 彼に信じてもらえないことも。 彼を傷つけてしまった過去も、 気持ちを正直に言えないことも、 言葉にするのが怖くて誤魔化していることも、 全部全部私が悪いんだと思う。 愛されないのは仕方がない。 私なんて、全然ダメ。 少しでも「好きだ」って言ってくれるだけで、 それだけで奇跡的だった。 もっともっとと欲張るなんて間違っていた。 そうおもえば、もうこれで十分かもしれない。 私は、彼と一緒にいる未来を描いてしまった。 夢見てしまった。 一年に一度だけの幸せではなくて、 これがずっと続くのではないかと思ってしまった。 これが続いたらすごくかっこいいのではないかと 思ってしまった。 ばかみたいだった。 私みたいなおばさんが、彼に愛されるわけがない。 私みたいに何にもできない人が、 彼に愛されるわけがない。 胃袋だってつかめない。 洗濯もできない。 せいぜい日本酒を持っていってあげるだけ。 そんなの、私でなくたって。 きっと、他の誰かが彼の家を訪ねたりしているんだろう。 私ではない別の人が。 私なんて、要らない女だ。 もう一度会うことすら考えてしまう。 ばかみたい。 お酒、何本も買ってしまったよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.10.04 19:02:19
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