わたしのブログ

今までずっと我慢してきた思いの少しだけを書いて、
でも結構長文のメールになって、
私の気持ちを伝えました。
気持ちが離れていくのがわかってつらかったことや、
それでも後悔しないこと。

言えないのなら、言わせてあげるよと思った。

彼は悪者になりたくないから、
もしかしたら慌てるかもしれない。
これじゃあ、俺が悪いみたいじゃないかって。
でも、そうなんだから仕方がない。
悪いわけじゃないけど、気持ちが離れたのは
あなたのほうだから、責任を取って最後通牒を渡してください。

それできっとあきらめる。
どうせ会えないから大丈夫。
少なくとも、もうメールも愛されることも、期待しないようになれる。
毎晩、メールの音を待たずに寝られる。
いつもの自分のペースに戻るだけだ。

我慢が足りなかったとは思わない。
愛されてさえいれば、10年だって待てるくらいの辛抱強さは私にはある。
だけど、愛されていない人を追いかける厚かましさは
私にはない。

彼のことが好きだった。
みんなやめろといった。
愛されるわけがないといった。
そうだった。
本当にそうだった。
人の助言はありがたいものだ。
でも、好きになっちゃった。仕方がない。
これは仕方がなかったんだ。

でもね。この年になって、
もう恋なんかとは無縁だと思っていたのに、
もう一回人生最後の恋ができた。
高校生みたいな気持ちになって、どきどきして
幸せだった。
いっときは、愛されている気にもなった。
幸せだった。
一緒にいてたくさん笑った。
彼も本当に楽しそうだった。
だから、私は彼にとって特別なんだと思い込んだ。
私にとって彼がそうであるように。

でも、やっぱり違った。
みんなが言うように違った。
男と女はフェアじゃない。
彼はおじさんだけど、まだかっこよくて、少し剥げているけど
帽子でごまかせば、二十歳代の彼女だってできる。
私は、もう完全なおばさんで、
仕事をしているので、おばさんのわりにはきれいにしているけれど、
60代のおじさんにしか告白されないわけだ。

今日も走った。
いやなことをいろいろ忘れたくて。
銀杏を山のように拾った。
そういう一人遊びは楽しいのだ。

私は一人が得意です。
彼さえいなければ、それなりに一人で遊べるのです。
他人に期待するのは不幸なことです。
誰も、私の思い通りになどならないのです。

走って、体型を維持したいと思ったりもしたけど、
なんのため？って考えると、悲しい。
さいごは、彼のためではなく、彼のためにきれいにいたいからではなく
自分のためって言えるようにならなくちゃ。

頑張れ自分。
今日は泣いたらだめ。
明日は朝から仕事でしょ。
目をはらしたらだめ。
頑張れ自分。