若いシニア

「オバマさんのお母さん」

アメリカの民主党の大統領候補、オバマさんが初の黒人大統領に選ばれるのではないかと話題になっています。　然し、彼の母親は純粋なアメリカの白人女性です。　そして父親はアフリカから来たエリートです。　したがって、彼は黒人ではなく、ハーフの混血青年なのです。

あまり彼のバック・グラウンドについてのニュースがないので、今日は彼の母親についてアメリカから送られてきたニュースをお伝えします。

バラック・オバマ氏の母親、スタンレー・アン・ダンハム (Stanley Ann Dunham) について：

Stanley Ann Dunham Obana Soetoro (November 29,1942-November 7,1995) 、Ann
Dunham 又は、Stanley Ann Dunham として知られている女性はアメリカの人類学者で、社会活動家の左翼で、バラック・オバマ上院議員の母親です。　彼女はカンサス生まれで、Stanley と Madelyn Dunham との間に生まれ
ました。　彼女の父親はシアトル市の家具のセールスマンでした、そして母親は銀行で働いていました。　シアトルに数年住んで、家族はワシントン州の Meercer Island に転居して、アンは新しく開設
された、Mercer Island High School に入学して、弁論部のメンバーになり、１９６０年に卒業しました。

案の家族はハワイに移り、アンはハワイ大学に入り、そこで人類学を学びました。　アンがハワイに来た時には、完全に巣立ちした過激な左翼人で、批判理論の活動家でした。　彼女は社会攻撃の一環として種族混合に関与していました。　彼女の友人は短い角刈りの白人男性とは決してデートしなかったと言っています。

彼女は世界観を持っており、若い女性でしたが、違いを避ける自民族中心主義よりも違いを認めておりました。　そこに彼女の心は決められていました。　ハワイで、彼女はロシア語クラスの同級生ケニヤから来た Barack Hussein
Obama, Sr. と会いました。　バラック・オバマ、ジュニアは１９６１年の８月４日に生まれました。（注：母親が１９歳の時）

父親はハーバード大学で学ぶために１９６３年にアンと息子のバラックの元を去りました。　新聞記事によると両親はその頃離婚したと報道されていますが、二人が結婚していたと言う証拠は示されておりません。　父親はハーバードで経済学者の資格を取り、ケニヤに１９６５年に帰国し、ケニヤの政府に雇われました。　父親は１９８２年に交通事故で亡くなりました。

２年後、息子が５歳の時に、母親はインドネシアの石油業者で、母親が学んでいた大学で回教徒であった、Lolo Soetoro （ロロ　ソエトロ）と結婚しました。　１９６７年に家族は
インドネシアのジャカルタに移動しました。　インドネシアでは、アンは英語を教える為にアメリカ大使館で働きました。　バラックの妹のマヤがインドネシアで生まれました。　母親と、オバマ氏それに妹のマヤはハワイに帰りました、母親はマヤと一緒にインドネシアに帰りましたが、１９７０年の後半にロロと離婚しました。

母親は、地域開発の経験を生かすために世界中を旅しました。　ガーナ、インド、タイ、インドネシア、ネパール、そしてバングラデシュ等です。　１９８６年、アンはパキスタンとの開発プロジェクトで働き、その年の後半に中国のシルク・ロードを娘と旅しました。　１９９２年に彼女はハワイ大学の人類学の博士号を取りました。　彼女の学位論文は１千ページを超えるものでした。　彼女はフォード財団に勤めて、少額融資をプロモートしました。

２００８年のオバマ氏の選挙運動で、彼は母親の事を、カンサスの保守的女性と描いていますが、しかし、事実は彼女が過激な左翼主義者で、マルクスを尊重していました。　彼女はシアトル地方に住み、１０代の頃は過激な左翼主義者の友人とコーヒーショップにたむろしていました。　オバマ氏は母親の家族が、カンザスのメソジストまたはバプテイストだと言っています。　然し、彼の母親の両親は、シアトル近郊の左翼のユニテリアン教徒のメンバーでした。　その教会は共産主義寄りという理由で、「小さな赤い教会」というニックネームをつけられていました。

アンの通ったハイスクールはプロ・マルクス過激派先生の温床でした。　彼等はアメリカ共産党の一員で、先生の多くがマルクス主義者でした。　二人の教授はフランクフルト形式のマルクス主義者で、社会的基準の拒否、キリスト教への攻撃、伝統的家族主義、カール・マルクス理論を読む事等を含んだ批判的理論の授業を生徒達に教えました。　二人の教えは中途半端に無秩序グループと呼ばれていました。

アンの友達は共産主義同情者と意味する“旅行する友達”と言っていました。

インタビューで、バラック・フセイン・オバマ氏は彼の母親を称して、私の成長期を形成した存在だ、　彼女が教えてくれた価値は、私の世界外交において、引き続き私の試金石となっていると言っています。

彼女が亡くなる前に、アン・ダンハムは韓国在留の黒人のアメリカ人を父親にした、混血の赤ん坊を養子にしたいと願っていました。　アンは１９９５年にハワイで子房と子宮の癌で亡くなりました。