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カテゴリ:屋久島
世界遺産に指定された屋久島の森や縄文杉が枯れてきているという話が伝わってきたのは、5月の始め頃だっただろうか?
その当時、すぐに現地に行くことが出来ず、住んでいる場所の神社の松枯れを何とかくい止め、蘇生の道を模索しているときに感じたことを、その情報をくださった人に伝えていた。 その松と向かい合って蘇って欲しいという思いを口にしたところ、松からの反応があったから・・・・・・ 木々が枯れていく原因の一つに人の思いが大きく絡んでいることに気づいたから・・・・・ 縄文杉にやさしい声をかけてあげてください、蘇生してほしい想いを伝えてあげてくださいと・・・・ 行ける時期が来れば、必ず屋久島を訪問しますから、それまでに出来ることをやってみてくださいと・・・・・ 月日は流れ、やっと12月8日~14日までの滞在スケジュールを取ることができたので、ミューア創作者X氏と共に12本のBEPミューアを携えて屋久島に入っていった。 島民ではないわたしたちが単独で蘇生活動することは避けたいと思っている。 自分が生まれ、その地で育った人たちあるいは現在そのエネルギーを吸収している移住者さんたちなど正面から自分たちが生きる環境とは何なのか、なぜその土地に住んでいるのかという問いに向き合ってくださる現地の人々の存在が必要条件であるとの思いがある。 なぜ植物や森が消えていくのか? なぜ人が病んでいくのか? それを引き起こしている本当の原因を見つめ、蘇生していく流れを環境全体(住民を含む)を視野に入れて観察し続けて欲しいから・・・・・ 現地の人の埋設参加及び地球と人の蘇生活動としての『てんみくろんの会』を屋久島で開催してもらうことをお願いしてあった。 もちろん『てんみくろんの会』参加者は多いほうが有難いけれど、たとえ参加者が一人であっても事を成すのは人である以上、一人からの実践でも構わない、無理に人数集めはしなくて構わない、心から自分とは何者なのか?環境を蘇生したいという意識のある人に参加してもらいたい旨を伝えておいた。 12月8日 昼過ぎ、屋久島空港に降り立つと、仲介の労をとってくださったH子さんの笑顔・・・・ お互いにメールでのやり取りはあっても面識はなかったのに同時にお互いの存在に気づいたのは、ペンダントミューアかぐや姫のお蔭~ H子さんの胸でかぐや姫が笑っていた。 宿泊先として山の中のロッジを用意してくださっていた。 ロッジに入るのは後にして、出来るだけ屋久島を廻ってみようということになって、彼女の車で移動し、気になるポイントをいくつか心身で感受しながら、時には車から降りてみる。 町の真ん中あたりだと思うけれど、そこですごい臭気と対面する。 臭気の原因は、地元の企業から出ているらしく、黒煙を吐き出し続けているらしい。 昼間は目立つので避けたりしていても、見えない夜間になると黒煙があがり、風呂などに黒いものが全体的に浮いているらしい話を聞く。 X氏が前もって航空写真からネガティブエネルギーが多くキャッチできる箇所をマークしてくれており、その地域には何があるのか尋ねておいたところ、この企業と、信じがたいことながら産業廃棄物処理場がその地域にあることを聞いていた。 わたしたちの役割は反対運動をすることではなく、その環境にあってもネガティブを軽減し、大気や大地、人が蘇生していく道を模索・実践することにしている。 そのプロセスで、気づきや変更が当事者たちから持ち上がってくれることを願っている・・・・ 生活の見直しをしないかぎり、地球という惑星は存続すら危ぶまれていることは衆人が感じているはずだから・・・・ 屋久島という名前は、本来『益救島』であったらしく、やく神社は「益救神社」と書かれていた。 言魂、音魂、数魂・・・・・ 古くから使われていた日本英知の結晶とも言える文字が、本来の意味を消し、簡易な文字に変更されていくことに潜んでいる恐ろしい愚民化の意図を感じてしまう。 人とは何者なのか? そのヒントが含まれているオリジナルの言葉や文字が当用漢字などといかにも人のためであるかのように装い、その実は人の本質を忘れさせ、言葉や文字を単なる記号に変えていく大きな流れを感じてしまう。 この問題は、紙面で書ける内容ではないので、「てんみくろんの会」の第一部のお話会で少しずつお知らせし、共に考えてもらうようにしている。 12月9日 新月の日に当たるこの日を「てんみくろんの会」に設定していた。 参加者は3人。 参加者が少ないとき、より具体的に参加者さんたちが持っている問いに答えてあげられるチャンスなので、情報をシェアーしながら答えは自らの内から出てくるように話を進めていく。 人とは何者であるのか? 大地と人の関係や、いのちのつながりなど・・・・ 午後の真我瞑想会も終わり、夕食として居酒屋に案内される。 夜空が澄み渡ってきれいなので、ビーチへ星を見に行く。 満天に瞬く星を見上げながら、約10年前に屋久島を訪問し、海中温泉に浸かり見上げた夜空を思い出していた。 その当時流れ星やUFOなどの歓迎を受けたが、意識の幼さゆえ「見たよ」というただそれだけの感動でしかなかったことを思い出しつつ、肉体の内なる宇宙と外なる宇宙の関連性などを受け止めていた。 新月の美しすぎる夜空は、人そのものでもある実相を感じ、外なる宇宙を内に取り込んでかけがえのない地球と人の蘇生を祈る。 つづく・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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