龍馬伝
毎週、楽しみにしている龍馬伝。 今日は、龍馬が大阪の勝塾のため、越前藩主松平春嶽公に1000両借りに行くお話でした。 <今回心に残ったことば> ◆勝海舟「物の見方は、こちらから見るのとあちらから見るのではまるで違ってみえる」 こちらから見れば沖縄を苦しめているように見える海兵隊も、あちらから見れば沖縄の邪魔者ではなく抑止力。普天間問題で翻弄される鳩山さんも、やっとそのことがわかってきたようです。 今までにブーメラン発言がたくさんあるというのは、立場が変わっても一つの方向(自分本位)からしか見られなかった証拠。日本のためにいろんな方向から勉強してほしい ◆龍馬が春嶽をくどくことば「お金には生き金と死に金があります。必ず生き金にすることをお約束します」 事業仕分けの基準にもこれを入れてほしいですね。ケチケチケチケチ運動では、日本の発展の芽があったとしても死んでしまいますよ。事業仕分けは、「こんなにやったけれどムリでした。よって増税します」と言うためのアリバイ作りのパフォーマンスに過ぎません。龍馬の言う「生き金」にすることを政府の目標にしていただきたい。 ◆横井小楠「時代が変われば人の考え方も物の値打ちも変わる」 「エゲレスのデモクラチーを知っているか」と龍馬に問う横井小楠。今、私たちは、民主主義が当たり前だと思って生活しているけれど、幕末、民主主義を理想としていた人たちがいたことで日本の政治が近世から近代に進化し、現代に至っています。 しかし、その民主主義が今、危機にあるのです。政権を取っている民主党は「民主主義が大事」と言っていますが、それは龍馬たちが理想とした本当の民主主義のことではありません。イギリスの議会制民主主義を見習い二大政党となること。そういう「形」だけの民主主義であって、民主党の運営には当然民主主義にあるはずの自由はなく、小沢独裁、恐怖による支配が続いています。 先般、改革クラブから幸福実現党に入党した大江康弘議員は、以前民主党にいたそうです。5月14日の幸福実現党入党記者会見でそのことについて触れています。 私が何よりも幸福実現党に共鳴したのは、保守、そのなかでも真正保守として、どうこの日本の国のかたち、まさに歴史観・文化観を共有できたことが自分の決断の中で最も大きかったことであります。なかなか民主党におりますときには国家観や歴史観は語れないんです。語ればいろいろと処罰の対象になるわけです。民主党を離党した大きな原因というのは、小沢さんの言うことを聞かないと政党助成金まで止められて、そして役職まで停止をされるという、非常に、どこかの国と同じようなかたちの政権運営、政党運営がされているというところに自由がない。私はやはり、そういうことを感じまして、当時は離党したわけですけれども、不幸なことにその党が政権をとってしまった。まさに日本にとってこれ以上の不幸はないわけでありまして、なんとかその思いの中で政権を変えていきたい、その同じ思いとして、幸福実現党の政党としての理念、政策に賛同させていただいたというところであります。 昨年の600名超の中国朝貢もありましたが、小沢一郎は中国を理想としているので、現在の日本の政治が、「自由と繁栄を大事にする本当の民主主義」から、「自由のない抑圧された中国のような一党独裁」になるんじゃないかと危惧しているのです。 テレビや新聞などのマスコミは自分たちの作った政権に不利になるようなことは報道しないので、気をつけましょう危機に立つ日本