|
カテゴリ:野球
兄貴の記録が止まった!今日、兄貴の連続フルイング出場記録が1492で止まった。 「止まった」と言うより自らの判断で「止めた」。 先週の番組でノムさんボヤいていた。 「金本に休めと言える監督はいない。出場が無理だと判断したら自分で言うべき」と。 今シーズンはここまで打率1割台で低迷してはいるが、チャンスでは結果を出していた。 打点も本塁打数も文句はない。4番バッターの仕事は最低限こなしていた。 ただ・・・・投げれない・・・・右肩の痛みで遠投できない。 その辺のことは相手チームもよくわかっていて、レフトに打球が飛ぶとランナーは3塁で止まらない。 必ず本塁まで帰ってくる。足の遅い選手でさえも。
1492試合の連続フルイニング出場記録は、ダントツの世界記録だ。 確か、カル・リプケンの世界記録を破ったのは902試合目ぐらいだったと記憶している。 そこからも500試合以上継続したことになる。 おそらく今後、メジャー、日本プロ野球ほか世界のどのリーグでも破られない大記録ではないだろうか。
指の骨が折れていても、頭への死球で意識が薄くなっても欠場しない精神力。 脱帽!
真弓監督は、記録が途絶えたことによるモチベーション低下を心配していた。 しかしそこは問題ないと思う。 右肩の怪我は少し時間がかかるかもしれないが、兄貴の打撃センス、打席での集中力は誰もかなわない。 本人もそこらへんのことはよく理解していて、強気のコメントも健在だ。 「まだまだ、新井さんやブラゼルには負けないよ」と。 大丈夫。記録はあくまで結果論。彼はチームの勝利を最優先する。 チームの勝利のために自分が必要だとわかっていたので10年以上それを続けただけ。 チームの勝利のために自分の守備が足を引っ張るとわかれば、自らスタメン出場をやめた。 チームが勝つためという、実に解りやすい判断。 監督やコーチ陣よりも強く強くチームの勝利のことを考えているのではないだろうか。
ファンとしてはスタメンに「金本」の文字が無いのは正直寂しい。 DHの無いセ・リーグでは交流戦までは代打としての1試合1打席しか見れないだろう。
代打でも、持ち前の集中力で勝利を決する一打を打ってください。 1492試合フルイニング出場の世界記録の達成おめでとうございます
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.19 01:27:58
コメント(0) | コメントを書く |