■The スクリーン■
スクリーンといえども画面の大きさ、映像クオリティーを決めてくれる大事な要素です。しかしスクリーンサイズはどうしよう、スクリーンはどこに設置すればいい、とても悩む所がたくさんでてくるでしょう。
■スクリーンサイズを決めるアドバイス
映画館でも最前列付近に座ると、観終わったあと首が大変疲れます。 大画面をあまりにも至近距離で観ると、上下左右あちこち視点を移動する 必要がでてくるので目も疲れてしまいます。つまり至近距離からの大画面は長く視聴する上で問題となるという事です。
大画面にすればするほど臨場感を得られるようになりますが、上記の理由から 適度な距離を保つ事も重要です。視聴位置からスクリーンまでの距離は 一般的にスクリーンの高さの2~2.5倍と言われています。スクリーン高さ確認はコチラ
ちょっとこれでは分かりにくいので視聴距離とスクリーンサイズ(16:9)の
関係に置き換えてみると以下の式で表せます。
| ●適正スクリーンサイズ(インチ)=視聴距離(cm) ÷ 3.0
少し大きめが好みなら
●最大スクリーンサイズ(インチ)=視聴距離(cm) ÷ 2.5
例 視聴距離300cm÷3.0=ワイド100インチ |
■ただし■オススメというだけで必ずしもそのサイズにする必要はありませんのでご安心を。映画館に行っても近くで見たい最前列で見たいという方もいるのですつまり大きくても疲れずに映画を楽しんでる人もいるのです。(←こういう方はよく見た事があります。私もです☆)、逆にオススメサイズでも大きすぎて疲れてしまう人もいますけどね。
でもやっぱりスクリーンサイズは悩んでしまう・・・
大きさで悩んでるんだったら大きいスクリーンを購入するのも手である。
そうそれば大きすぎる場合は小さく映したり大きく映したいときは大きく映す事ができるのである。
★★★大きなスクリーンにいっぱい絵が映っている画像と大きなスクリーンに小さく映している画像★★ちなみにスクリーンが小さいから大きなスクリーンに変えたいという人は多いがスクリーンが大きいからスクリーンを小さくしてくれという人は非常に少ない。
しかし部屋の環境、つまり棚などがあって置けなかったりするのでよく部屋の中を把握する事が必要。
■スクリーンを決める時の注意点
●スクリーンを出した時の事も考える
・センタースピーカーやフロントスピーカーがスクリーンの後ろに隠れないか。
★★★スピーカーが隠れていて「あれっ聞こえない」みたいな画像★★★
・スクリーンを出すと重要な通路がふさがれないか。
★★★通路がふさがれていてトイレに行けない!?な画像★★★
・スクリーンの裏にエアコンがないか→エアコンがついてるとスクリーンがゆれる事がある。
★★★強風でスクリーンがフラフラ揺れている画像★★★
●スクリーン高さはよいか。
スクリーンの設置高さも考えておきましょうスクリーンサイズを決めるのと同時にスクリーンの設置高さも考えて おいた方がいいです。というのは視聴位置から見てスクリーンを見上げるより、視線が水平になるか若干下になる方が見やすいからです。 視聴位置から見上げるような形になる場合、長時間視聴で首が疲れて しまいます。
私がいつも提案しているのは
「スクリーンの中央と目の位置を結んだ線(目線)が床と平行」という事です。もし可能なら さらに少し見下げるようにした方がベターです。 スクリーン設置場所の制限によりスクリーンを下げられないという場合も あると思いますが最低でもスクリーン下端が目線の位置になるようにしないと長時間視聴で苦痛になってくると思います。
スクリーン上部延長の実例はコチラ
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■スクリーン生地を選ぶ■
基本的にスクリーンにグレードというものはありません。
しかし種類はありますがね。選ぶのは基本的にシアターマットを使うのかホワイトを使うのかです。
・シアターマットとは黒浮きを抑えてくれて映画用にはもってこいのものです。
・ホワイトとは映像を明るく映してくれて非常に色鮮やかな映像を楽しめます。
【コメント】
どちらもいい面わるい面がありますがそこまではっきり違いがあるわけでありません。
2つ並べて見てやっとわかる程度で一枚、一枚を見て比べてもわからないのでは。
シアター用というわけもあって購入者は8割以上の方がシアターマットを使用しています。
生地の種類としては
1、表がシアターマット/裏がホワイトの両面使用(リバーシブル)タイプ
2、表がシアターマット/裏がブラックの片面使用タイプ
3、表がホワイト/裏がシアターマットの両面使用(リバーシブル)タイプ
4、サウンドスクリーン
■スクリーンのタイプを決めるアドバイス
どうタイプを選ぶのかというと値段の面や設置面、どんな雰囲気のシアタールームを作りたいかで決めます。
タペストリータイプでもチェーンタイプでも電動タイプでもきれいな絵を写してくれます。
タペストリータイプ | 【グッドな点】 |
構造的には掛け軸と同じですので片付けておく時は下から巻き上げ、部屋の隅に 立てかけておく事ができます。 天井/壁に何らかのフック、金具を取付けそこに吊り下げて使用します。 |
○
○○
| 価格が安い
軽い何かに引っ掛けるだけで設置が簡単
コンセントいらず |
【バッドな点】 |
×
× | スクリーンをしまうのに毎回手で巻き上げなくてはけなく面倒。
手で巻き上げるとスクリーンが汚れやすい。 | /tr>
【コメント】
・手巻き式というのが少し面倒ですが安くクリーンが欲しいという方にオススメです。やはり価格が安いというのが一番のメリットです。 |
チェーンタイプ | 【グッドな点】 |
軽量プラスチックチェーンにより手動で上下させるタイプのスクリーンです。内部に減速ギヤが入っているため、軽い力でチェーンを引張ることが簡単にスクリーンの出し入れができるのが便利である。
| ○
○
○ | 価格が中ぐらい?
チェーンを引っ張るだけでスクリーンの出し入れができ簡単
コンセントいらず |
【バッドな点】 |
× | 取り付けた時にチェーンがぶら下がっている |
【コメント】
・チェーンで巻き取りバーを直接回す事によって生地を直接引っ張るなどのダメージがなくダメージによるシワができにくい。簡単にスクリーンをしまえるのがほしいんだけど予算がないから電動タイプはちょっとな・・・という方にオススメです。 |
電動タイプ | 【グッドな点】 |
見た感じも動作した感じも高品位。もちろんリモコンによる操作!ほとんど音も無くしずしずとup/downします。信頼性、耐久性バツグンの小型モーター、外付け赤外線受光部付き。軽量なので設置が楽です。電動タイプに憧れるというのもあってか人気No1です。
| ○
○
| リモコンで簡単操作
スクリーンをどこまで下ろすのかの設定ができる。 |
【バッドな点】 |
×
×
| 価格が高い
コンセントが必要 |
【コメント】
・ソファーにでも座りながらボタン一つでスクリーンの出し入れができるのが一番の魅力。実際に使っているユーザーさんに聞くといかにもホームシアターっていう雰囲気が出てくれていいんだとか。ホームシアターの雰囲気を存分に楽しみたい方にオススメ。 |