高精度ワンポイント歪率計
この高精度ワンポイント歪率計は、以前ジャンク品からレストアして使える様にした物ですが、通常の範囲の測定には十分対応するものの、肝心の高精度測定となると表示が安定せず不安定な状態になる為今ひとつという感じでした。今回は、その不安定な部分がどこなのか調べてみる事にしました。実は、以前にもこの調査をした事があるのですが、その時はどうしてもその箇所を限定する事は出来ずに「お茶を濁した」状態のまま、それでも通常の使用は出来るからと変な納得をしていました。今回の再レンジとなった理由は、先のブログにありました様に、この他の測定器の不具合や不調を調査している内に、ここだなという確証を得る為の簡単な方法が見つかったからです。そのやり方を応用した訳ですが、結果は「ドンピタ」やりましたね。修繕の後は安定した完璧な動作です。良かった。実はこの測定器の前の持ち主は、名前を言えば誰でも判る様な有名企業であり、きっとそこの保守係の担当者も手を焼いて処分したのだろうなと自分一人で勝手に想像しました。こういう難しい症状を克服できた時って、本当に「ほっ」とします。その後の冷たいコーラがとても美味しかった。発信機、デジタルカウンター、アナライザー、パワー計、オシロスコープ、標準CD、それと今回の歪率計と皆私の手が入っています。これからも、まだまだリペアとレストアが続きます。おっと、自分の体のレストアも忘れないでやらなくっちゃ。