1/16キングタイガー戦車のシャーシーレストア
1/16キングタイガーのシャーシーの再組み立てです。以前ジャンクとして入手したキングタイガーのシャーシーでしたが、アイドラーシャフト周辺のパーツが固定化がされている為、アイドラーによるテンション調整が不可能という状態でした。 その固定方法が、ロックペイントによるものか、或いは他のどの様な接着剤によるもかの判別がつかなかった為に長い間そのままの状態になっていたのですが、今回は思い切って分解剥がしに挑戦したという訳です。 悪戦苦闘の末に漸く剥がせた周辺パーツです。アイドラー周辺のパーツは何とか剥がす事が出来たのですが、転輪軸受けを留めているビスも瞬間接着剤によって固められている事が分かりましたので、こちらも剥がしてみる事にしました。こちらも、接着剤でガッチリ固められているのと、ビスの径が小さい事からドライバーによる力技では頂部が変形破損してしまう為、剥離剤の浸透効率を上げる為の工夫をしながら慎重に作業を進めたのですが、それでも外れなかった数本のビスには、ビスの頂部を削りバイスブライアーによる力技で対処しました。いつもの様に、シャーシーを磨き上げます。外からは見えなくなる内側は、特にピカピカに仕上げます。こんな所をピカピカにしても何の意味もなにいのですが、人間と同じで、外見よりも中身とそのペース部分が肝心というのが、磨きのポリッシュではなく、ポリシーかなと。ギアボックスも、分解して綺麗にしました。クラッチの操作レバーボックスも分解再調整して組み直したので、操作がとても軽く動く様になりました。タミヤ1/16キンタイのクラッチ式ギアーには、数類かのタイプが存在するのですが、この写真の物はキチンと調整されていないとギアトラブルが発生します。一番最悪なタイプの物は、構造上の問題から、ギアボックスの側板が固定されていない為に、高負荷時にはギア飛びが頻発し、その為にギアが駄目になてしまうという欠陥品がありますので、この手のギアボックスにはご注意ください。私も、その欠陥品に当たってしまった事がありましたが、自分でその側板部分をLアングルで補強して対処した事がありました。その後、タミヤカスタマーサービスから購入したクラッチ式のギアボックスは、同様に測板がどう形状のアルミ板で補強された物になっておりした。