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カテゴリ:映画/エンタメ
今間違いなく一番面白い連ドラといえば、毎週日曜朝7時放送『侍戦隊シンケンジャー』をおいてほかにない…。と前に書きましたが、観てますよ~、毎週。我が腑破十臓も予想通り(?)復活してくれました。だって、シンケンレッドの終生のライバルなんだから、事実上ラスボス扱いなんじゃないか?と勝手に思っているのです。だって、根底に流れるのが武士道なら、少なくとも血祭ドウコクとは別の意味で、もっとコアな斬り合いがあるはずで。レッドと十臓の間には、正邪や善悪を超えた関係があるような気がしていますから。
この面白さ、何なんだろうなぁ。といつものように思案していますが、一つには、「敵か味方か分からない“謎キャラ”がいない明快さ」が要素としてあるのではないか、と。最近のヒーローものは、敵か味方か分からない、純粋に正義のために闘うのではない準主人公が多いような気がします。 で、そういう謎キャラは、やっぱりミステリアスで、子供心にも格好いいわけで、そんなこんなで、子供たちがみんなトリックスター候補になっちゃう危惧、あるような(ないかな?)。 「敵か味方か分からないぜ、オレ。油断するなよ」みたいな立ち位置。子供には危険でしょう。ま、かくいう私も、実は子供の頃からダークヒーローが好きで、仮面ライダーなんか、ライダーマンが一番好きだと言い続けて来たくらいでしたから(苦笑)。周囲からは、「え?ライダーマン?顔半分見えてるじゃんかよ」とか言われながらも、頑なに。 でも、やっぱりシンプルさの美ってあると思うんです。まっすぐな爽快感。その点、シンケンジャーは、明快。敵味方がハッキリしているし、複雑な動機で闘ったりしない。悪から世界を守るため。それだけ。 プロットもテーマもキャラクター造形も複雑化するご時世にあって、ジャパネスクなアイディア一本で勝負するその姿勢たるや、まさに武士道であります。 今後は、新ロボ・モウギュウダイオー(牛丼大魔王にして欲しかったなぁ)も大暴れ、最後まで目が離せません。(了) <31%OFF>侍戦隊シンケンジャー 侍合体 DXモウギュウダイオー《予約10月下旬予定》 ■帯津良一・帯津三敬病院名誉院長推薦、出版記念講演・青木新門『何のために生き、死ぬの?』(地湧社)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/10/17 12:09:29 AM
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