株式会社の作り方(最終回)

株式会社設立(設立後にすべきこと)

 その13でも書いたとおり、補正日に補正のないことを確認して、無事に会社が設立されました。
 さて、これで会社法、商業登記法上の会社設立は終わりましたが、まだ会社設立においてすべき
ことは山ほどあります。以下を確認してください。

 □ 印鑑証明書の交付にカードを使用する法務局においては、印鑑カード交付申請書を提出してください。
 □ 会社の登記簿謄本(登記事項証明書)と印鑑証明書を以下の通りに提出する必要がありますので、
   最低でも各3通くらいはとっておいた方がよいと思います。
    (登記簿謄本は1通1000円、印鑑証明書は1通500円です。)
 □ 銀行に行って登記完了の旨伝えて、登記簿謄本と印鑑証明書を提出してください。
    ⇒ 法人名義の口座を作り、ここに資本金を入れます。
 □ 会社設立日から2ヶ月以内に税務署に法人設立届出書を提出してください。
    ⇒ 登記簿謄本と定款のコピーが必要です。
 □ 会社設立日から1ヶ月以内に県税事務所と市町村役場にも法人設立届出書を提出してください。
    ⇒ 登記簿謄本と定款のコピーが必要です。
 □ なお、青色申告やハローワークに関する書類につきましては、税理士や社会保険労務士にお尋ね下さい。

 これで、会社設立は終了です。
 なお、会社設立について分からない点などがございましたら、当事務所までご相談下さい。

 また、ご自分で手続をされるのが、大変な方のために、当事務所では15万円(定款認証費用や登録免許税など
の法定費用を除く)で、株式会社設立の書類作成及び定款認証代行手続をしております。
 なお、登記書類につきましても提携の司法書士に依頼しておりますし、本人申請される方のための支援
もしておりますので、安心してご依頼下さい。


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