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野澤武史の議  ~鳳凰編~

野澤武史の議  ~鳳凰編~

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野澤武史

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Apr 15, 2005
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 今、スーパー12が面白い。
 第7節を過ぎ、どのチームもようやくエンジンがかかってきた。そんな中、ブルズが優勝候補のクルセイダーズに圧勝。このまま一敗でクルセイダーズがプレーオフ進出を決めるだろう、と言う僕の予想は早くも覆された。(ブルズファンの人、ごめんなさい)

 この試合、とにかくブルズのできが素晴らしかった。勝利を僕なりに分析してみる。
 先ず、何と言っても最大の勝因は、接点での攻防で優位に立った事だろう。アタックでは少人数でのリサイクルが出来ていたし、逆にディフェンスでは簡単にボールを出させなかった。
 つまりこれはブルズのアタックの方がゲインできていたと言える。
 捕まってからもブルズの方がドライブしながら前進していた。逆にクルセイダーズ側から見ると、普段は二人、三人とタックルに殺到するのだが、この日はディフェンスにいつもの厚みがなかった様に見受けられた。

 チャンネル3(外側のスペース)での攻防が気になったのだが、ブルズはSOが接点から深く遠い所に立ち、ライン全体も非常に深く広いラインを敷いていた。これに対しクルセイダーズのディフェンスはフローターが接点に寄っておりSHからの1パスでフローターが殺されてしまっていた。それも関係してか内側からのプッシュが遅く、外側のディフェンスがブルズの外のアッタクに対応し切れていなかった。

 セットプレーでも明暗がはっきりと分かれた。
 ブルズはスクラム、ラインアウト共に正確な球出しが出来ていた。(南アフリカ勢のチームがラインアウトの苦戦から崩壊、と言うパターンをデジャブかと思うくらい見てきた)。一方クルセイダーズはスクラムからの球出しが安定しなかった。ラインアウトは競られていないのにキャッチできなかったりと自滅とも取れる出来だった。

 もっともクルセイダーズ側からすると開始早々のスキッパー、マコウの退場は誤算だっただろう。彼が抜けた事で接点での絡みがいつもより淡白になってしまった。順目へのディフェンスの戻りも人数が足りていなかった。

 新外国人のウェビー(ショーン・ウェブ)に話を聞く。
 「酷い出来だった。ただ、プレトリア(試合が行われた南アフリカの場所)は標高がめっちゃ高くて歩くだけでもしんどいんだぜ?」(筆者訳)
との事。
 確かに、言われてみればこの日のクルセイダーズは後半始まってすぐ、足が止まっていた。

 まあ、何はともあれこの日はブルズに拍手を送るべきだろう。一人一人がボールを持って一歩でもゴールラインに近づいていく。正にラグビーの原点を感じさせる試合であった。優勝争いは稀に見る混戦、週末もラグビー漬けだろうな。

 最後に余談。
 試合の後のプレゼントコーナーのレプリカジャージ、何でいつも放送したチームのジャージじゃないんだろうか?(この日もシャークスのジャージだったし。)
 それとブルズのチア。セクシーだったなー。いつも早送りしちゃうコンバージョンもこの日は(チア見たさに)再生して見ました。ユニフォームもジャージとお揃いでセンスフルだった。正に一見の価値あり!!










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Last updated  Apr 15, 2005 02:29:36 PM
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