とどめきブログ

なんなんだろうね。
高校教育では、
社会科では世界史が必修で、日本史か地理のどちらかを選択しなければならない。
という事になっているらしい。
それをこの高校では、そういうカリキュラムの授業をしていなかったのだった。
進学校と言われている学校なので、生徒の学力も高いのだろう。
学校側も受験教育に力を入れて、誤ってこういう結果になってしまったのだそうだ。
しかしこういうカリキュラムの教育を受けたのは現在の３年生のみ。
一級下の学年からは、通常の教育カリキュラムに戻っているらしい。
今回この事実が発覚したのは、先生の誰かが
「おかしいんじゃないか？」
の声を上げたせい。
きっと、普段はおとなしい、声を上げられない先生だったのね。
おずおずと、といった感じじゃなかったのかな。

それで学校側の対応としては、年内までに特別な授業を行ない、教育を完了させるのだそうだ。
卒業できない生徒は作らない方針。

やれやれ・・。
他人事だから笑っていられる事件だけど、生徒の立場だったら大変よね。
これから２ヶ月程度で、１年分の社会を勉強するんだから。
地獄だよね？
大学受験も迫ってるし。

私は高校の時、一番嫌いなのが社会だったよ。
なんにも頭に入らなかった。
テスト前には仕方なく、語句だけを丸暗記してね。
これから社会を勉強する高校生のみんな。
辛くても頑張ってね。

だけど、大学の受験資格には、高校卒業程度の学力を有する者、とかいう条件が有るんじゃないの？
２ヶ月で１年分の社会が、頭に入る訳無いよね？
６分の１だよね？
どういうテストをやって、どういう得点なら合格にするんだろうかね？
興味が有るところだよね。

それにさ、
学校によっては授業を行なっていても、力を入れていない学校も有る筈だしね。
教える教科の問題ではなく生徒の学力の点から見れば、この高校は特別ではないのかも知れないね。

大学は高校で勉強していなくても入れる。
それが浮き彫りになっちゃった事件だよね。