|
カテゴリ:テレビ番組
NHKの特報首都圏
なんか、結核が地味に流行ってるみたいねえ。 各地から結核病患者の病原体サンプルが送られて来る研究所。 結核菌の遺伝子パターンは、患者によってそれぞれ違う筈なのに、全く同じパターンが5件見付かった。 何故か? それを調べると、最初の患者はインターネット・カフェで寝泊まりする客。 残り4人のうち1人は、そのインターネット・カフェの店員。 結核って、感染した患者と一緒に長い間閉ざされた環境にいると感染するのね。 だから、この関係は納得できる。 だけど残り3人は、この2人とは接点が無いの。 3人のうちの1人は、最初の患者が行くインターネット・カフェから200メートル程離れた、別のインターネット・カフェの店員だった。 そして、また1人は、そこの客。 う~ん。 インターネット・カフェに出入りしている誰かが、離れた場所に感染を広めたのね。 怖いわね~。 でも、結核って、余り罹り易い病気じゃないわよねえ。 時代劇にでてくる「労咳(ろうがい)」よね。 ウィルスじゃなくて細菌。 感染すると菌は体内に病巣を作るのね。 確か、石灰化するんじゃなかったっけ? 肺結核の場合、病巣が広がってゆくと、その部分が肺の機能を果たさなくなるのよね。 やがて呼吸ができなくなるの。 結核に罹ると、通常3種類の薬を服用するんだって。 1種類の薬だけだと、菌が死にきれず、イタチごっこになるんだって。 そのうち、その薬が効かない種類の菌に化けてしまって、治療ができなくなる。 だから、まとめて3種類の薬を飲んで、菌をまとめて殺しちゃうんだって。 今は結核の治療薬が10種類位あるけど、そのどれもが効かない結核菌が出現してるんだって。 う~ん。 これは、怖い。 薬が効かなきゃ肺から病巣を取り除く外科手術をする事になるんだけど、菌は肺全体に広がっているから、完治は難しいのね。 菌が進化してるんだって。 でも、結核ってさ。 小学校の時にツベルクリン反応を診たの、結核予防だわよね。 結核に対する抗体が体内に有るかどうかの検査よね。 駄目な人はBCG注射を打たれるのよね。 小学校の頃に予防対策を講じていても、大人になったら結核に罹るもんなのね。 う~ん。 結核患者が病院に行くのは、咳(せき)や痰(たん)の症状が2週間くらい続いた後だっていう事だから、もしかしたら、電車の中にも結核患者とかが混ざってるかも知れないのよね。 少量の結核菌なら、体内の防疫機構が退治してくれるから大丈夫なんでしょうけどね。 病気に対する抵抗力を上げるのは、バランスの良い食事と適度な運動。 そして何より、充分な睡眠ね。 結核菌は確か、太陽光線に弱いんじゃなかったかしら? だから室内の空気を入れ換えるのも大切だわね。 日光浴もしたいけど、これはなかなか、難しいわね。 東京地方、週末は雨だって。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[テレビ番組] カテゴリの最新記事
|