とどめきブログ

番組の冒頭でよく、
「前の番組でも言ってたけど」
って田原総一朗さんが言ってるわよね。
テレ朝の司会者さんも。

面白いわね～。
サンデープロジェクトが始まるのが１０：００から。
その前、９：００～１０：００ＮＨＫで「日曜討論」を放送しているから、みんな揃ってＮＨＫを観てるんだわね～。

同じ出演者をサンデープロジェクトに呼ぶ事も多いから、「日曜討論」を観てると、予習になるんだわね～。

で、「日曜討論」出演者の政治家がテレ朝に移動中、サンデープロジェクトに出演したのは、大田大臣。
日テレの太田総理大臣じゃなくてね。
経済財政諮問会議担当大臣だったかしら？の大田弘子大臣。

「どうして、大田さんは危機感をもって政策を考えているのに、他の閣僚は何もやらないんだ」
田原さんはイライラ気味。
サブプライムローン問題から日本の株価下落について、ね。
それから、日本の経済全般に関わる事とか。

大田大臣は一人で一生懸命考えて、一生懸命やってるのが、みんなにも分かるのよね。
それなのに、政府はそれを意に介さず、のほほんとしてるんだわよ。

どうして？

それはね、田原さん。
大田さんは自民党じゃないからよ。
民間から内閣に機用された閣僚だからなのよね。
それから、大田大臣がトップである組織は、利権絡みの省庁ではなく、純粋に政策を考える組織だからよ。

だから、純粋に、正しい事を考えられるの。
そして、その正しいと思った事を発言できるの。

ただ、閣僚を囲むのが自民党だから、発言内容には遠慮が見られるけどね。

大田大臣は好きだわ～。
チャーミングだし。
こういう人がいろんな所に大勢いてくれれば、経済政策ももっと分かり易くなるんでしょうね～。
でも多分、大田さんの考えは竹中さんの考えとは違うんでしょうね～。
二人の対談を聞いてみたい気もするけど、きっと専門用語がビュンビュン飛び交って、視聴者には理解できない会話になるんでしょうね。
だから、これは諦めましょ。

でも大田大臣。
孤立無援四面楚歌かも知れないけど、これからも私達にも分かり易い政策を進めるよう頑張って下さいね！


つぎの話し合いは、「日曜討論」から移動してきた面々。
暫定税率をどうするか？

自民党・公明党は、「人質作戦」を公表したんだわね。
「ガソリンの暫定税率撤廃をすると、それと同時に、他の法案も成立しないままだぞ！」
って。

卑怯者～！

「人質」って表現したのは共産党。
ごもっとも。
的を射た言葉だと思うわ～。

「本当に国民の事を考えているのなら、別々に検討するべきでしょ！」
野党の言葉。
「そうはいかない」
与党の言葉。
「歳入が決まらなきゃ歳出を決められない」
それが与党の言い分ね。

そうそう。
ここでコロッと、立場を翻すんだわね。
「国民の為の税制」ではなく「政府の為の税制」って言ってるわよね？

ね？

「国民から税金を巻き上げなきゃ、国がやっていけない」
って言ってるわよね？

ね？

苦し紛れだかなんだか、結局はそういう本音が出て来るんだから、「国民の為の政治」なんてウソを言うの、やめたら？
おためごかしは沢山だわよ。
どうせウソなんだからさ。

「国民の為」じゃなくて「役人の為」だ。
「役人にはおいしい目に合わせても、国民に対しては厳しく当たるんだ」
そう正直に言って、政局を争いなさいよ。
国民からの審判を得なさいよ。

この先、暫定税率の議論が進むと、もっともっとボロが出て来るわよ？
だから「あの時は、国民の為と言っていましたが、ウソでした」って言うんだったら、早いうちの方が傷が少なくて済むでしょ？


それで自民党と公明党さ。
どうして、今の仕組みで良いと思ってるの？

国民が納めた税金が、国民の為に遣われない。
その現状を、どうして調べようとしないの？

野党やマスコミが暴く役人の不正を、どうしてあんた達は看過するのさ！

いいかげん、国民の為に仕事をしなさいよ！
役人の懐に流れている税金も無駄遣いだけどさ、あんた達の給料に流れている税金も、無駄遣いだわよ！