胴体着陸
って言うか、アゴ下着陸って感じだったわね。高知空港でボンバルディア社製旅客機、DHC8-Q400って機体が前車輪(ノーズ・ギア)を出さないままで着陸。双発のプロペラ機ね。前車輪の他に、主翼のプロペラ部分に車輪が二つ。こっちはちゃんと出たのよね。これは乗客のみなさん、怖かったでしょうね。本当にお疲れ様でした。タッチアンドゴー、って地面に着地した衝撃で車輪が出るかどうかを試したらしいけど、それも失敗。前車輪を出さないままで着陸。ずず~~~~~~。パイロットさんもお疲れ様でした。お見事だったわよ。機が滑走路を滑る姿、ホッキョクグマが氷の上にアゴ下を擦り付ける姿に似てたわね。だけどこれ、全員無事だったから、こんな茶化した事を書けるのよね。つい最近、インドネシアで着陸失敗の事故が起きたばかりだったからね。なにより、なにより。乗客のみなさんも、「俺はあの飛行機に乗ってたんだぞ」って思い出になるんでしょうね。