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カテゴリ:今日も本屋でまちあわせ
先日読んだ「償い」矢口敦子に続いて、一緒に古本屋で購入した「家族の行方」 なんだか自分の中で「ヨウモノ・洋物」を読む気持ちになれなかったのと 前回の「償い」が、結構面白かったので、これを選びました おっ!創元推理文庫出版だ う~これは期待できるかも、、、 と、読み始めたら、グイグイと引き込まれてしまいました まずストーリーが、全く予想できなかった方向へ 進んでいきます ネタばれ注意 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 主人公は、作家で 法律を学ぶ1人息子の大学院生がいます ちょっと感情移入してしまったのは、うちの息子と名前が同じだったからかも (字は違うのですが)、母親から見ても「イケ面」で、クール ちょっとココのところ「母息子の関係」は希薄になってしまったような 気がするが、不便はないし、どこの家も こんなものだろう、、、と 考えていた。 が、とある勘違いから「行方不明」の息子探しを依頼される 断るつもりでいたのに、普段は冷淡な息子が、なぜかしゃしゃり出てきて 引き受けることになってしまう 失踪した少年を 追いながら、家族の形を模索していく そして「封印」されていた「事」が発覚して、、、、 この小説は「会話」が多いんです 母と息子の歯に衣を着せない会話、探る「直球」遊ぶ「カーブ」、 頭の回転が速くて 小気味いいテンポ 最後のほうで やっと自分を解放できた主人公 思わぬ展開で、見せた息子の純情 先を知りたくて 急いで読んでしまったので、一通り読みたい本を 読んでしまった後に また戻って じっくりかみ締めて読みたいです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月18日 21時25分50秒
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