カテゴリ:トコロジー
連休後半に高知の砂浜美術館に行ってきました。4日に羽田を出発する前に高知の友人から電話で「台風みたいな天気ですが、飛行機は飛びますか?」という質問。確認すると、高知が悪天候で降りられない場合は伊丹にダイバートとのこと。天候の回復を信じて機中の人となりました。着陸のときに雲を抜けるとすぐ海があり、雲が低いなあと思った瞬間に無事着陸。しかし前線の影響でかなり雨が降っていました。
レンタカーを借りて雨の中を砂浜美術館へ。Tシャツはこの雨の中でもはためいているのか不安になりながら走ること1時間半、砂浜美術館に着く頃には雨も上がり穏やかな曇り空になっていました。 この砂浜美術館は砂浜に関連する展示物のある美術館ではなく、建物でもなんでもない、ただの砂浜が美術館であるというコンセプトの美術館なのです。 そして、この砂浜美術館では5月1日から5日までの間、Tシャツアート展が開かれており、娘が作品を送ったのでそのTシャツがはためいているのを見ようとやってきました。 このTシャツアート展は作品を考えるのが面白く、応募すると展示されるのがうれしく、高知に見に行くのが楽しく、潮風を一杯吸い込んだTシャツを送り返してもらえるという楽しみも残っているという、とってもお得なイベントです。 この連休は台風並の風が吹き荒れましたが、こういうときは浜にも海草やごみが打ち上げられて汚れるはずなのに、ここ砂浜美術館ではボランティアの方がきちんと回収しているのか、砂浜がとてもきれいだったことに感動しました。 そして、1200枚ものTシャツが砂浜ではためいているのは壮観で、波のゆらぎとTシャツのゆらぎを1日中でも見ていたいという衝動にかられました。実際、Tシャツの支柱にもたれかかって、この贅沢な時間を楽しんでいるらしい人もいました。自分も許される限りこの贅沢な時間を楽しみたいと思った矢先に、息子が調子に乗って逃げ遅れて波の中で1回転。身体中砂だらけのずぶ濡れで慌てて宿に向かうことになりました。 今回の宿は、砂浜美術館から更に車で1時間ほどの足摺岬の近くにある海癒という新しいコンセプトの滞在方リゾート。この海癒については次回に書きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年05月08日 11時40分40秒
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