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カテゴリ:弘法大師の言葉
「人はその親を親とし、家はその子を子とせん。
百穀畝に盈ち、万民街に満たん」 (性霊集ー桓武天皇の奉為に太上御書の金字の法華を講ずる達親) 人はその親を親として敬い、親はその子を子として導く。 作物は田畑一杯に実り、街は人で賑わう。 最近は子供の権利が過剰に保護されているように思います。 親と子が対等の権利を持っているかのように思えます。 確かに、子供が虐待されるようなことがあってはいけません。 一方で、親と子の関係は対等ではないでしょう。 親が子を保護し導き育てる、子は親に敬意を払う。 そういう関係が必要に思います。 現代日本では街に人は満ちているかも知れません。 しかし、田畑に作物が満ちているでしょうか? 人間が生きるために必要なものはお金ではありません。 食べ物です。 親が子を育てて、成長した子が親になり、また子を育てる。 親に導かれた子が、成長して親になり、また子を導く。 親が食べ物を子に与えれば、子は成長します。 親に食べ物を与えられる子は親の言う事を聞くのは 当たり前でしょう。 もっと単純に生きていきたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年05月24日 14時31分56秒
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