カテゴリ:レシピ(試してみた♪)
アトピー完治に取り組み始めた一年前、食事をマクロビオティックに切り替えると同時に、私は、ある気功の先生の治療を受け始めた。
その先生は、中国から招かれたいわゆる超能力者。 日本の大学で「気」を研究をしている教授が探しに探して出会った、通常の気功師よりもすごい量のエネルギーを発し、その教授の息子の難病も治した人物。 そんなすごい人なら、私のアトピーなんてチョロイものでしょうと思いきや、一番最初のセッションのときに告げられた。 「肌に出ているあなたの病気の場合、皮膚のサイクルにある程度任せる必要があるので、ガンの次くらいに治すのが難しい。でも絶対に治る。」 まあ、時間がかかるのはしょうがない。気功の治療なら、ただ座っていればいいだけだろうし、と思いきや、すんごく染みて痛いローションを、先生自ら作り、言い渡された。 「これを、毎日数時間に全身に塗るように。」 話が違う! こんな痛いの絶対ムリ! 拷問だ、詐欺だ!! と泣きわめいて、先生と衝突しまくったけれど、結局、脱ステロイドしたあとのアトピー肌には、何らかの消毒作用を施さないといけないことは明確で、私専用に作ってもらったこのローションは、痛いけれど確かに効果があったので、そのうち私の泣きわめく回数も少なくなり、文句言わずに、一年間、黙々と体に塗り続けた。 この中国人の先生、話を聞けば、自分の超能力を維持するために、中国版マクロビともいえるような、徹底した菜食主義のストイックな食事を自分に課している。 ならば、私がマクロビオティックの教えに沿った食事をすることに異存はないだろう、と思いきや、そのときの症状に合わせて、いろんな食事療法を指示してくる。 彼いわく、「食べ物のバイオクロックと、その人それぞれのバイオクロックを合わせることで、病気が治る。」 通訳を通しているから、いまいちよく分からないのだけれど、要するに、その人が必要としているエネルギーを、食べ物からもらう、ということだろうと理解。 マクロビ的にはアトピーにNGなもの、例えば、イカや粉モノなどを「毎日数週間食べること」などと平気で「処方」してくるので、最初はちょっと悩んだが、とりあえず彼の言うことを優先させて、一年間続けてきた。 で、今指示受けているのが、ナス。 ナスは、マクロビ的には陰が強い野菜だから、アトピーの人とかは積極的に避けるべき食材なのだけれど、気功の先生いわく、「ナスの皮に含まれている成分は、その指の荒れに効く。」 いまさら反論する気はないので、はい、分かりました。と、素直に言うことを聞く。 大量に毎日ナスを食べるのは気がひけるけど、毎日一本ずつ、よく噛みながら、「この紫の成分が炎症を抑えてくれる」と念じながら食べる分には、まったく構わない。
あのときは使わなかった、みりんと落とし蓋(アルミ)を使ってみる。 これで落し蓋の効果が実証されれば、木か金属の落し蓋を買うぞ! と意気込んでいたのだけれど、、、、 柔らかくなるまでアルミ箔をのせて煮込んだナスを、期待と共に、熱々のままかじってみたら、やっぱり味があまり染み込んでなくて、がっかり。 どうしてぇー!? と嘆きながら、味気のないナスをしょうがなく食べようと思い、ふと箸をとめた。 これって、冷めるまでずっとこのまま落し蓋をしておけばどうだろう? ナスのお浸しって、冷たくなかったっけ? 夏の暑いとき、冷たく冷えたナスをつるんと、みたいな。 だって、煮汁は、みりんも加わって、すごく美味しい味がしている。これがナスに染み込むには、落し蓋というよりも、単に時間が必要なのでは? ということで、数時間そのままお鍋とアルミ箔ごと放置。 で、再度かじってみたら、やったあ! ちゃんと煮汁の味が染み込んでる! ちょっと気になったのが、色。写真は真っ黒でよく分からないけれど、濃い紫が半分くらい「色落ち」した感じになってしまった。 味がうまくいけば見た目が。。。難しいなあ。 本当に、毎回、超レベルの低い発見ばかりで、お恥ずかしいですが、こんな些細なステップアップでも自分で自分を盛り上げて、読む人に笑い(と同情??)をもよおす、リアル・クッキング・エンターテイメントなブログをめざしていますんで(笑)。 落し蓋のおかげもやっぱりあるのかなあ。 とりあえず、アルミ箔でもう少しいろんなレシピを作ってみてから、買うかどうか考えようっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.09.23 23:30:45
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