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このところ毎年、初詣は春日大社って決まっていたんですが、今年はポチの喪中だし、神社への参拝はやめにして、お寺にしました。春日大社をやめてお寺っていうと、東大寺か興福寺をイメージしてしまいますが、違うんです。今年の初詣は法華寺にしました。
法華寺は「法華寺滅罪寺畧縁起」によると、 法華寺は聖武天皇御願の日本総国分寺である東大寺に対して、光明皇后御願に成る日本総国分寺として創められた法華滅罪之寺であります。寺地は平城宮の東北に位し、藤原不比等公の邸宅だったのを皇后が先帝ならびに考妣のおんために改めて伽藍となし給うたもので、以来、星霜千二百五十年、おん慈しみ深かった皇后の御精神を伝え、道心堅固に護られてきた女人道場「法華寺御所」であります。 とあります。 本堂には光明皇后をモデルとした十一面観音立像(綺麗な像です)、聖徳太子像、弘法大師像、平家物語の横笛像、維摩居士像などが祀られています。 光明皇后といえば、病人の膿を自分の口で吸い出したといわれるあの皇后で(本堂にその様子を描いた掛け軸があります)、千度の護摩供養を厳行し、その灰を浄土に混入して手ずから犬型の御守を作り、諸人の悪病災厄を除く御守として授けられたそうで、今でも尼僧が修行の1つとして1つ1つ手作りをしているのだそうです。本堂解体修理の時に、礎石下から古様の犬御守1体が出てきたそうです。 現在、本堂では尼僧の手作りの御守犬が売られており、ポチの仏壇用(箱に棚と観音開きの扉を付けただけのもちろん私の工作)に小さいのを1体購入しました。犬御守も人間の災厄を除いたり、安産・育児の御守のはずだと思っていたのが、いきなり犬のお守りをさせられるとは思わなかったでしょうし、さぞかし驚いておられることでしょうが、十一面観音様に「ポチをお願いします」とよくお願いしましたので、許してくれるだろうと勝手に思っています。 その犬御守はこれ↓ 包みを開けると、 布団綿に丁寧に包まれ、出てきた御守犬です。体長2cmくらいの小さな犬ですが、さすがに念仏を唱えてもらっている手作りの御守です。これで2千円。 もう少し大きいのもあったのですが、財布に3千円しか入れずに出掛けて、拝観料5百円だったので、大きいのには届かず・・。ポチは小さいから大丈夫だろうと自分に言い訳をしながら・・・。 このお寺には「からふろ」というのもあり、そこは、光明皇后が薬草の蒸し風呂で病人を治療したところだそうです。庭園の中にあり、別料金。一度見てるし、この季節の庭はあまり面白くないだろうから今回は本堂で内部の写真を見るだけで済ませました。 参拝を終え、帰路について気付きました。自分のこと何一つお願いしてない! 特にお願いしてお願いしておかなければならないこともないし、まっいいっか 初詣 自分のお願い なんだっけ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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