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カテゴリ:なんてことない日常
昨日の林間コースがいけなかった。
とにかく野沢温泉スキー場は広い。 広いから滑走距離も長い。 健はその長いコースを休み無しで下る。 子供とはいえ、その底なしのスタミナには恐れ入る。 その燃料が、朝メシに食べた半膳の味噌汁かけご飯だけなのだから、加えて恐れ入る。 ここ十数年、お気楽スキーしかしてなかった私としては、あの初心者の頃の地獄の特訓を思い出さずには入られない。 私のスキーの師匠は酉社の先輩方、(今は役員の)田丁田氏と、(今は営業本部長の)犬βイ寸氏。 田丁田氏には基礎を教わった。 戸隠の上から下までボーゲンで降りた。 そうやってターンに必要な筋肉を身体で覚えた。 犬βイ寸氏にはターンを教わった。 コースの端から端までを使っての大きなターン3回以内で斜面を降りろと言われた。 「片方の板、外してみな」と言われ、外した板を奪い先に下の方まで行っちゃった犬βイ寸氏に「ここまで片足で来てみなー!」と言われ、仕方なく片足でターンしながら降りた。泣きながら。 そういう大きなターンをすることで、荷重と抜重の仕方を身体で覚えた。 今でも二人の師匠の教えはちゃんと守っている。 ただ加齢による体力の低下だけはどうにもならない。 正確には体力が落ちているのだけではなく、筋肉は衰えていくのに反比例してドンドン"重し"が増えていくのだから、そりゃぁつらい。 そんな天然パワーアンクルの重さでは寺門ジモン以上の私が、体力・気力十分の健についていけば、当然こうなる。 筋肉痛だ! おい!俺の筋肉! ついて行けるのかい? これ以上、健について行けるのかい? ・・・行けない! かろうじて"憑いて"行ける・・・orz そんなわけで、朝の一本目、いや、宿を出るとき、いやいや、起きて布団から出るときに、私の大腿部はすでに激痛に見舞われていたのだった。 そんなことは全くお構いなく健はどんどん先に行ってしまい、「お父さーん!早くぅー!」と私を呼ぶのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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