ジャズ&朗読ライブ千秋楽
なのに、午後一に聖隷の学園祭で「さようならCP」の映画鑑賞、それから文芸大の学園祭にMさんの衣装スタッフを探しに出掛ける。とても今日が本番とは思えない。演劇人は生真面目だから、朝から劇場入りしてリハして本番をこなす。でも本当は日常の延長に舞台があっても良いのかもしれない。 夕方COA入り。リハをして、本番。皆、初日よりはリラックスムード。ドリンクを片手にジャズと朗読を楽しむ・・・、創られる空間の中でこのコラボは面白いとは思う。十人十色、自分の好きな観点から秋を楽しむには面白い企画だった。が、様々な反省は残った。 こうした新しい試みは手探りの中で、これだ!というものを見つけていきたいと思う。朗読者たちも、大きな壁にぶち当たった人ほど、その達成感は大きかったように思う。幸せはその壁を乗り越える瞬間に味わうもののような気がする。感想の中にも、予定調和すぎるぐらいまとまっていたというものがあり、なるほど、観客にも壁にぶつかってもらった作品も良いのかもしれない。心地良さばかりが作品ではないし、ドラマティックさも大事なのかもしれない。今後の課題である。 打ち上げをして、バラシをする。 ライブというより、演劇的だ。今度は、空間は気楽だけど、中身はハードで愉快なものにしてみたい。