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2010.11.02
テーマ：ひとり言・・？(18173)
カテゴリ：ちょっと考えたの
あたしが行方不明者リストに登録されていると 先日 級友からの電話で初めて知りました。 この自宅からバイクで見積もっても２０分余り・・ 今でもこんなに近くに居る あたしすら探し出せないなんて 「あの高校はやっぱ大した学校じゃないな。」を思い 厄介ごとに巻き込まれるのは面倒だし そのまま 失踪者を装ってくれと前に友人に頼んでおきました。  どうりで。 同窓会の知らせが来ない訳だわ。 今更会ってみたい人も特別無く 美しい青春の１コマはこの小さな胸だけに潜めてようと 思っていた今日この頃。 母校である高校近くの踏み切りに立っていたあたしは 懐かしの旧姓を呼びながら近寄って来たご老人と 「え～と。えぇ～と？」 学生時代 家の隣に住んでたオッサンだったか はたまた学校関係者か決めかねながら挨拶を交わしました。 ら 『お前、すごいな～っ！』と このご老体は言うんです。 引越しの挨拶をせずに消えた事か？執念深い奴だ・・・ を考えてたら 『あの大学入ったんだってな。』 お前バカなのに（？）おめでとうも言えずに悪かった。と 笑った前歯の黄ばみで記憶がよみがえり このオッサンは 昔の隣人ではなく、高校の生活指導だった事を思い出しました。 「あ。先生も相変わらずヤニが取れませんね・・」 これだけタバコ税を上げられながら まだ前歯を痛めつけとるんか（？）の懐かしさに華が咲き 近くの喫茶店でお茶をする事に。 「ビール下さい。」 嗚呼ァぁぁぁーっ！！！やってみたかった～ 成人未満時には考えられなかった事を生活指導の前でッ★ すっかり上機嫌なあたしが ２杯目をお代わりしかけた時 『仕事以外でも飲むのか？』体がもたないぞ。 と 先生が。 ・・・・・・・・・。？ 「あの、ところで冒頭から話がかみ合いませんよね？」の この疑問は 数分後に解ける。 あたしは 有名大学に入り、経済を学び 色んなホテルで研修した後 なぜか大阪ミナミにピアノラウンジを出し いっぱしのママとなっている。 だけどつまらない男と一緒になり 男が抱えた借金と我が息子を食べさせる為に 店を３店舗増やすも、今やミナミのマダムと化している。 って風な事になってるらしく 「あいつとシャッフルしたねッ？！」 ホテル研修以外 全て同級生の友人”唯子”の話じゃないか。 人の噂、風の便りは頼り無く・・・・ いえ、あたし、あたくしは。 ホテルウーマンになろうとホテル科の専門学校へ行ったものの お客様は神様ですッ！精神に挫折の後 普通にオフィス街で事務のＯＬをしたのだけれど 机と長時間向き合う事は苦手を自ら判断し エンターテイメント性もあり、何しろ月給の魅力に負け 娯楽施設に転職。 なのに はじけるパチンコ玉と朝からたわむれるオヤジ達に嫌気がさし ここのは美味いんだよねぇ～。と 通が一杯のコーヒーを求め来る喫茶店へ身を移す。 それから・・・・ あれっ？！ 「ウチより唯子の人生の方が面白そうじゃん？」を 気付いてしまったあたしは 「最初のままでええか・・」と 生活指導先生が繰り出す 唯子からの濡れ衣話に肯定も否定もせず帰りました。  あらへんあらへん。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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