想い出は心の宝石箱に。。。

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　　　　ジャン・シメオン・シャルダン展が、丸の内三菱一号館美術館で開催

　　　　されているので、行ってきました。

　　　　三菱一号館美術館とは、三菱地所が所有・運営している企業博物館で、

　　　　この建物は明治時代に建てられた（旧）三菱一号館のレプリカとして再建、

　　　　２０１０年に開館しました。

　　　　１９世紀の近代美術を中心とする美術館ですが、常設展がなく企画展

　　　　を年　３～４回開催しています。展示室は館内の１～３階に別れて配置

　　　　されており、平均４０ｍ２の小さい部屋が連なる特異な美術館。

　　　　シャルダンは、ロココ美術全盛の１８世紀フランスの画家ですが、モチーフ

　　　　は市民のつつましい生活や生物画が中心。

　　　　日本でたびたび展示が行われる＜　フェルメール　＞に喩、シャルダンは

　　　　＜１８世紀のフェルメール　＞と称されてましたが、　日本での公開は

　　　　今回が初めてとのこと。

　　　　　　　　　　　　　デッサンの勉強

　　　　　ジャン・シメオン・シャルダン《デッサンの勉強》 1753年頃　
　　　　　油彩、画布 41×47cm　東京富士美術館蔵
　　　　　©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom

　　　　　　　　　　　　　　　　　良き教育

　　　　　　ジャン・シメオン・シャルダン《良き教育》 1753年頃　
　　　　　　油彩、画布 41.5×47.3cm　ヒューストン美術館蔵

　　　　　　　　　 《　食前の祈り　＞＞

　　　　ロシアの女帝エカチェリーナ２世が愛蔵した作品と、シャルダン自身が

　　　　亡くなるまで手元に残した同じ作品が、共に出品されています。

　　　　祈りを捧げる妹を、横目で見つめる真ん中の姉の顔が、とても

　　　　可愛いのですよ。。。　　　　　　　　　　　　　
　　　

　　　　　　　　　　　　　　　＜　羽を持つ少女　＞

　　　　シャルダンの作品の中で最も美しい作品と言われていますが、

　　　　この絵の所有者が広告物や商業用途使用を禁じている為に、とても絵が

　　　　気にいったのに、このカードやポスターは販売されていませんでした。

　　　　美術館自体が狭いので、小品だけの展示ではありましたが、なかなか

　　　　この作家の作品は見れないだけに、貴重な機会でした。

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