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想い出は心の宝石箱に。。。

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2016.03.06
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  開花したお花は長く咲いていて欲しいものです。

  10月~4月まで楽しめるパンジー・ビオラ、春から秋にかけてのペチュニア・

  マーガレット、晩秋から春に次々と咲くユリオプス・デージなどを植えこめば、

  1年を通してお花を楽しめるかもしれません。

 

  

  一方、ハイビスカスにしても山茶花にしても、開花まで長い時間を要したのに、

  その美しい花を一日で閉じ、直ぐ散ってしまいます。

 

 

   花の命は短くて  

        苦しき事のみ多かりき

           


   林芙美子が晩年、色紙に書いた短詩の言葉通り、まさに花は短い命。 

   彼女のデヴュー作品で代表作品となったのが、自らの日記をもとに放浪生活の

   体験を書き綴った自伝的小説の< 放浪記 >。

 

 

                 Mori1

 

   < 私は宿命的な放浪者である。私は古里を持たない…したがって旅が古里であった  

   との出だしで始まる「放浪記」は、第一次世界大戦後の暗い東京で、飢えと絶望に

   苦しみながらも、したたかに生き抜く「私」が主人公。尽くした「島の男」との

   初恋に破れ、夜店商人、セルロイド女工、カフエの女給などの職を転々とします。

   ひどい貧乏にもめげず、あっけらかんとした姿が多くの読者をひきつけました。

 

   菊田一夫脚本森光子主演で、1961年に東京の芸術座で初演されて以後、同劇場での

   公演回数は通算2000回以上を数えました。森光子没後は仲間由紀恵が主役を引き継ぎ、

   上演されています。過去に3度映画化されているという、ロングランの作品ですね。

 

 

                      本紙記者が見た仲間由紀恵さん主演「放浪記」

 

 

 

  林は、女性を花にたとえ、楽しい若い時代は短く、苦しい時の方が多かったと、自らの

  半生をこう詠いあげたものと、これまで思っていました。

 

  ところが調べてみると、この前後の詩があったのです。

 

 

  花の命は短くて  

     苦しき事のみ多かれど

   風も吹くなり  雲も光るなり

 

 

  < 多かりき >で止めるのと、< 多かれど >と次の句へつなげたのでは、句全体の

  印象が全く違ってきます。すなわち、苦しい事もつらいこともあったけど、そのような

  状況でも魂の救済は、なにかにつけてあったのだと、私などはポジテイブにこの句を

  捉えますが、みなさんはどのように解しますか???


 

 

      さてさて、皇子のブログ記事でかってチョ~人気があったのが、< 中東放浪記 >。

  サウジ王家のエレナ姫と皇子のラブロマンス


  既に読んだことのあるブロ友さんも数名おられると思いますが、アンコールに応えて

  再掲載・・・・

 

 

 

 

                イメージ 5


          


      目の前に広がる砂漠は渺渺として、二人の行く手を阻むように、 幾重もの稜線を

  描いていた。


      

     logo  

 

 

 

     ( 皇子さま、果たして逃げ切れるのでしょうか? )


     ( 姫、案ずるな。この皇子が命に代えても、お守りいたします。 )

  

 

      サウード王家主催の晩さん会で、エレナ姫は一目で悠愛皇子の恋の虜になって

   しまった。洒脱な会話、毅然たるサムライ魂、そしてなによりもその優しい目に、

      惚れたのであった。

 


                    中東のお姫様 

                

 

                     no title

 

 

      しかし、ロイヤルファミリーの王女と皇子とはいえ、イスラムと神道ではあまりにも

      違いすぎる。中東で一二を争う美貌の持ち主のエレナ姫には、各部族の皇子達 から

   結婚の申し込みがきていた。サウード王は今宵結婚の相手を申し付けると、エレナ姫に

   言いわたしたのだった。

                

 

 

      好きでもない相手に嫁ぐわけにはいかない。エレナ姫は悠愛皇子と手を携え、

      恋の逃避行を決意したのであった。

 

 

      二頭のラクダの足跡だけが、何処までも砂漠の中に続いていった。       

      やがて砂漠を真っ赤に染めた夕日が、地平線の彼方に落ちていく。



               御宿海岸の画像 p1_8

                    

       

      そして煌々たる月の光に照らされた、二人のシルエットがぽっかりと浮かんだ。

 

 

                 b0013789_539126.jpg

 

 

 

      (  ミュージック・スタート!!!  )





                     

 


      (  姫、この砂漠を抜ければ、紅海に通じます。そこまで行けば、なんとか

         なるでしょう。 )


      希望という明日が、決して約束されているわけではなかった。ただ、この旅を  

      そしてこの時間を、共有できることだけで二人は、幸せであったのかもしれない。

        


                


                    

 

     

      二人の行く先を照らすように、満天の星が何処までも、道案内をしている。

     そして 影法師が、ゆっくりとあとをついていった。  



                    沙漠01

                                         

       

 

      すると、砂煙をあげて追ってくる、黒装束のラクダの編隊が・・・サウード王

   直属の秘密警察部隊に違いない。

      ヒュ~~ルンと満月を横切って飛んできた矢が、皇子の肩を貫きラクダから

      転げ落ちた。

   

   

      どのくらいの時間が経ったのであるろうか?

      目を開けた皇子の傍に、エレナ姫はいなかった。                  

      そこにはただ、アラビックコーヒ・サーバーが・・・

      サウード王家の秘宝である。

    

 

                     アラビック・コーヒー・サーバー

                                              ( ビビアンさんのBLOGから無断借用 )

 

 

      エレナ姫形見の純銀製、アラビックコーヒーサーバーがこれ。

      悲しい想い出を心の宝石箱にしまい、  100,000アクセスキリバン賞品として、

      このサーバーを皇子は供出することにした。


      そしていまは、ビビアン5 さんのキッチンに、このように飾られている。

 

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Last updated  2016.03.07 00:00:03
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