想い出は心の宝石箱に。。。

　　吉原神社から橋場通りを目指し、吉原仲之町通を南へと歩みを進めます。

　　なんだか異様な雰囲気。建物の前に、黒服角刈りのあんちゃんや、ほえ～～・・

　　ボブサップみたいな黒人が、立っていますがな。

　　何かな？と見上げると、ソープランド（　旧トルコ風呂　）。

　　それが、左右の通り軒並み・・・

　　それもそのはず、ここはもと吉原遊郭があったところ。

　　吉原遊郭は元和3年（1617）、幕府の許可を得て庄司甚右衛門が、江戸市中に散在

　　していた遊女屋を、日本橋葺屋町（ふきやちょう）の東隣（現在の日本橋人形町周辺）

　　に、集めたことにはじまります。

　　この地には葦（よし）が生い茂っており、そこから「葦原」、転じて「吉原」と命名

　　されました。しかし次第に吉原が江戸の中心地になってしまったため、明暦3年（1655）

　　に現在地である千束村へ、移転となりました。以後、日本橋葺屋町付近にあった頃の

　　吉原を＜　元吉原　＞、移転後の吉原を＜　新吉原　＞というそうです。

　　30分ほど歩き続け、いい加減やになったところで、橋場通りにでました。

　　橋場二丁目の交差点を左折して、しばらく行くと橋場不動尊があります。

　　 布袋尊をお祀りしている不動院（橋場不動尊）は、現在は比叡山延暦寺の末寺と

       なっています。

　  　現在の本堂は、弘化２（1845）年建立のもので、小堂ながら江戸時代の建築様式を

       保ち、美しく簡素なたたずまいをしめしています。

       もう一つのご本尊は不動明王で、開運厄除けの秘仏となっていて、拝観する事は

　　出来ません。

　　戴いた御朱印はこれ。 

　　橋場不動尊から歩いて10分、隅田川にかかる白髭橋の近くに、石浜神社が

　　あります。

 　　石浜神社は、神亀元年（724）聖武天皇の命により創建したと伝えられる古社で、

　　源頼朝が藤原泰衡討伐の折に当社に祈願、大勝したことから社殿を造営されたと

　　いわれています。

　　富士山の溶岩を積み上げた祠がある、富士遥拝所。

　　宝暦8年（　1758　）の建立で、当時普及した富士信仰講の記念だそうです。

　　本殿の右側が、妙義八幡神社。

　　御祭神は、日本武尊と誉田別命（　ほんだわけのみこと　）の二柱。

      昭和52年（1977年）、浅草七福神の復活に際し、石浜神社に延命長寿の神として

　　奉安された、寿老神。

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