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テーマ:暮らしを楽しむ(383661)
カテゴリ:雪遊び
最近、つららを見る機会が少ない。
雪国にいるのにつららを見れないなんて、、書き出してみたが特に面白いたとえが浮かばない。 古い建物には相変わらず生えた形跡があるものの、危険防止のために払い落とされている。新しい建物には生えた形跡すらない。 つららの鑑賞においては、非常に厳しい状況が年々続いている。 そもそも事の発端は、およそ20年程に屋根業界に起こった一つの革命だ。「無落雪工法」の発明である。 従来、屋根は”へ”の形と決まっていた。 今でも家の絵を描けと言われれば屋根は”へ”だ。なぜか。 しかし、「無落雪工法」は”レ”だ。”レ”というか”へ”の逆さまだ。 だから、いつのまにか雪国の家というのはただの四角い箱みたいなもんに変わってしまった。 そんななか数少ないつららの中から、乙に決めてる「つらら」を鑑賞した。 <講評> 線が細いため、繊細な印象を与える。長さ、鋭さ、ボリュームともに非常にバランスが良くきれいにまとまっており風情がある。欲を言えば、太さにもう一息迫力があると良い。しかし、細いつららが全体の質感を高めており、小さいながらも欠点を補って余りあるほどのシルエットを描いている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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