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guinn's  booze ...in a mellow tone

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Feb 26, 2007
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カテゴリ:
 『山の上ホテル物語』 常盤新平著 白水Uブックス 

 神田駿河台の東京都心では珍しい高台に建つ「山の上ホテル」。三島由紀夫、池波正太郎をはじめ数多くの文筆家に愛されたホテルの魅力を、創業者吉田俊男氏をはじめとする従業員たちのエピソードや、宿泊した作家たちが記した文章でつづった一冊。規模も大きくなく、設備も最新とはいえないが、それだけにすべての宿泊客に目が届き、心地よいサービスが提供できているのだという。また、宿泊定員のわりに洋食、ステーキハウス、中国料理、天ぷら、バーなど飲食施設が多く、どれもがすこぶる評判のよい名店となっているのも、吉田俊男の精神があらわれているみたい。人間味ある手作りの宿。ホテルは旅館とはまた違った客との距離感が重要だけど、そのところにおいて非常に「程のよい」のが山の上ホテルだったようだ。普段はあれこれ構わずに、なにか必要事があるときには迅速に的確に対応する。従業員たちには初々しさがあり、ここで働けることに喜びを感じているようでいつ訪れても気持ちよいサービスを受けられるという。山口瞳や池波正太郎などの随筆に度々登場していて「どんなところなんだろう」と気になっていたけど、この本を読んでずいぶん「知った」気になってしまった。いつかいってみたい。barだけでも。





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Last updated  Mar 1, 2007 11:48:26 AM
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