昼ごろ、ちょうど出かけようとしたそのときに宅配が。ウシシ。注文していたJoao Donatoの目下の最新CDが届きました。明日のライブに向けて上がってるテンションがさらに・・・。早速聴きながら移動。"Uma tarde com Bud Shank e Joao Donato" (biscoito fino, 2007)。アメリカ人サックスプレイヤー、バド・シャンクとの共演盤です。ピアノとサックスとのデュオが4曲、ベースやドラムスが加わった4曲の計8曲。今日のカラッと晴れた天気にぴったりのアルバム。この2人の共演、それぞれのファンの方ならご存知の通り、初めてではありません。1965年に発表された"Bud Shank and his Brasillian Friends"(pacific jazz。画像のLPはブラジルのELENCOから出ていたもの)が残されています。これはもう大好きな一枚。Budの少し乾いた涼しげなアルトとDonatoののびやかなピアノはまさにベスト・マッチング。昼間のビールやカイピリーニャやウォッカ・トニックなんかともベスト・マッチング。軽妙だけど薄くない、聴き応えもしっかりある名盤といえましょう。で、今回のアルバムは2004年、リオでの録音。Donatoの曲("Minha saudade"や"Joana"など)のほか、"night and day""but not for me"といったスタンダードも。いずれもDonato独特の左手のシンコペーションが効いてるone and onlyなバージョンとなってます。Budのアルトの音色も、颯爽としてて。元気でなにより。
午後、赤坂でのレコーディングは、ほぼ出来上がっているトラックにテナーサックスをダビング。あれこれ試しながら、なんとか形になったかな。詳しい内容については、いずれご報告する機会があると思います。 そして、夜は鎌倉へ。Jazz Club DAPHNE(ダフネ)のセッションに誘われて、初参加。自分が今までいかに4ビートと接してない音楽生活をおくってきたかが良くも悪くもわかりました。ひょえ。でも、おもしろい。また行こう。誘ってくれた葉山在住のdrummerキッシーと、急に声をかけたのに遊びに来てくれたナカジサンに感謝。