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考古学の暗部についてお話する。
その前に、ダーウィンフィンチという鳥をご存じだろうか?かの「ダーウィンの進化論」に出てくる鳥である、 この鳥はクチバシの長さ形状に個体差がある、 それを[短い]→[長い]のようにに進化したとして並べてしまったという馬鹿話である。 もうひとつ「始祖鳥」こそ鳥の祖先とされていたが近年さらに古い地層から現代の鳥と変わらない化石が発見され、始祖鳥説は崩れた、もともと始祖鳥自体一体しか見つかっていないのに騒いでしまった結果である。 同様の間違いが人類分類学、ひいては考古学全般にも言える。 「人類の祖先はサル」と言う定説が刷り込まれて久しいが、人類の祖先として最も古いアウストラロピテクスの化石すら数体しか見つかっておらず、 【資料A】に並べた種類の各化石は世界でトータルほんの十数体、部落どころか、学年一クラスにも及ばない。 それを発見された地層の年代順に進化という一直線に乗せてしまったのだ。 ヒトの乳歯期の歯列は原始化傾向がみられ、サルの幼体の乳歯列と共通点が高い、 そこでただのサルの祖先のアウストラロピテクスの幼体の化石を原始人類の子供の化石と位置づけてしまった。 だが本当の犯罪はここからである、古い地層から新人類の化石が見つかることがある、つまり人類の祖先とされるサルの化石の出た同じ地層から、新人類の化石も発見されるのである。 考古学者の決めた進化の時系列が狂ってしまう、 その時、考古学者はどういう行動を取るかというと…「埋める」…。 もしくは破壊、個人的なコレクション、一番善良的なものでも年代の改算である。 だがこうして葬り去られる化石のなかでも年間を通してコンスタントに発掘され、 考古学者を困らせ続ける化石が存在する…それが[巨人]である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.11 20:54:58
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