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2008.03.28
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カテゴリ:カテゴリ未分類
ベトナム戦争を一番活用した人達は?それはカメラマンであろう。
この戦争はピューリッツア賞のバーゲンセール状態であった。

当時そのなかでも有名なものに「仏教弾圧に対する抗議の焼身自殺」
として世界中で知れわたった写真がある。

ティック・クァン・ドック師が蓮華座を組み炎につつまれている写真である

だが当時、南ベトナムのジェム大統領は仏教弾圧どころか、
国内に多数存在する宗教宗派には興味すらなく、それどころか
歴史的建造物である仏教寺院の保護など仏教徒には柔和な対応であった。

そこに付け込んだ反政府組織は仏教を隠れ蓑とし
頭を丸め、僧衣をまとい、古い寺院を批判ビラの印刷工場兼アジトとした。

そして政府の摘発が入ると、自ら寺院に火を放ち、
対外的には政府の行動が仏教弾圧に見えるようにした二段構えであった。

そして自殺志願者を募り、国民のためといいくるめ、
外国報道機関やカメラマンに予告した上での公開自殺であり、
焼身自殺を図った者は、僧侶どころか
反政府組織の構成員ですらなかったのである。

こうして海外の同情を得た反政府ゲリラと軍部は、
共産主義化する北ベトナムと和平に歩み寄ろうとしていたジェム政権に対するクーデターを成功させ、
ジェム大統領はその場で殺害された。

この裏にはベトナムを旧ソビエトとの代理戦争の戦場とし
介入しようとしていたアメリカの後押しがあったという。

そしてその後、南ベトナムの大統領の座に「疑惑の選挙」でおさまったのは
南ベトナム解放軍からも麻薬を買い上げていた麻薬王であった。

だが特筆すべきはこの点ではない!
ただの自殺志願募集で集まり、多くが途中または直前で躊躇し挫折した中

ティック・クァン・ドック、彼はやり遂げたのである。

写真でわかるように、写真左側ガソリンポリタンクがだんだん溶け、
僧衣が焦げていくのが見て取れるだろう、この時間微動だにしていない。

これがどれほどのことかわかるだろうか?…つづく





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Last updated  2008.03.28 21:59:04
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