お数珠私のダーちゃんはイスラムの国に生まれ育ったのに親の教育方針であったのか、我を信じ自由に生きている人。 彼が日本に来て2度法事があった。 私は、彼から宗教や習慣を押し付けられたことがない。 だから、私も彼に押し付けることは、ほとんどないかな。 初めての法事の時、ダーちゃんだけお数珠がなかった。 彼は、仏教徒じゃないし・・・。 特に必要性も感じずにいた私。 ダーちゃんは、周りを見て自分だけ持ってないと主張してきた。 あらら・・・。 じゃ、私のを使いなさいと言ったら、女性のお数珠は嫌だと。 生意気発言である。(笑) 仕方ないので兄からお数珠を拝借した。 申し訳ないと断るのかと思いきや、ダーちゃんご機嫌である。 見よう見真似で左手にお数珠をかけお祈り。 モスクも数えるほどしか行ったことないダーちゃんなのに 日本では楽しんでおりました。 2回目の法事の時、ダーちゃんに聞いた。 お数珠欲しい? すぐに「欲しい」と。 私は考えた。 そういえば、ダーちゃんのお父さんからイスラムのお数珠をもらった。 あぁぁぁ。似ているではないか。 ダーちゃん、私がもらったお数珠を見て少し日本のより長いと不満気。 いいじゃない。あなたは仏教徒じゃないのだしイスラムの物でもOKよ。 ここは単純なご主人さん。 じゃ、それにすると。(笑) 2度目の法事は、イスラムのお数珠で出席しましたとさ。 お寺の奥さんにもお披露目。 奥さんは、へぇ・・・。イスラム教にもお数珠があるんですね。 私の勝手な解釈では。 仏教は、全ての民を受け入れる。 だからイスラム教徒でもキリスト教徒でも祈る気持ちがあったら 形は関係ないのではと思うのだけれどね。 まぁ、宗教とは色々と奥が深いから偉そうなことは言えません。 気分を害された方、私の勝手な解釈なのでお許しください。 |