マルケス・デ・リスカル・ティント・レゼルヴァ(2002)
2008/05/05 自宅にて
最近好んで飲んでおりますスペインワイン、正統派の登場です。
マルケス・デ・リスカル・ティント・レゼルヴァ。
画家、サルバドール・ダリが愛したワインとも言われていますが、、、ダリって誰?(笑)
このワイン、スペインの名醸地、リオハの産です。
リオハは、古代ローマの時代からワインを造っていたという、スペイン最古の銘醸地。
そのリオハで1860年、亡命先のボルドーから戻ったリスカル公爵がワインメイキングを始めたのがマルケス・デ・リスカルの始まりです。
ちなみに、マルケスとは、スペイン語で侯爵の意ですので、マルケス・デ・リスカルはズバリ「リスカル公爵」(笑)
フランスから葡萄の木を移植し、フランスの製造法で醸されたワインは、
・葡萄を徐梗、果実のみで醗酵
・30ヶ月のオーク新樽熟成
・卵白清澄
・6ヶ月瓶熟
というハイスペック。
スペイン国王御用達ワインであることも頷けます。
セパージュは、テンプラニーリョ、グラシアーノ、マズエロ。
ボトル:標準的なボルドータイプ
上げ底:そこそこ上げ底
コルク:4.5センチ級、中庸品質
開栓時の香り:新樽、チョコ、ヴァニラ、黒系果実
色:濃黒赤色
香味:樽・チョコ・ガッツンのとしのすけストライクゾーン、バニラが素敵
甘み:適度
酸味:適度
ドライ感:強い
タンニン:タップリのタンニン、でも丸みのある上品な収斂感
バランス:絶妙
こく:あり
ボディー感:ミディアム~フル
フィニッシュ:心地よい収斂感、ヴァニラフレーヴァー、適度な酸味
HP:9-
[2003] マルケス・デ・リスカル レゼルヴァ (赤 スペイン・リオハ) 750ml
久しぶりに飲みましたが、いや~美味しいですね。
コスパが非常に高いので、久々のHP:9台を奮発しました。(笑)
フランスもカリフォルニアも高くなってしまって、チリ・アルゼンチンにも食傷気味、オーストラリアにもやや飽きがきているので、としのすけ的には時代はスペインです。
スペインワインの優等生としての標準と呼んでも良いワインだと思います。
そう言えば、オーストラリアの銘酒「グランジ」の最新ビンテージが発売された(1本5万5千円)というニュースが流れていました。
そろそろ日本でも手に入るかな?
☆ペンフォールド グランジ [2002]