カテゴリ:これは何か?
メキシコには便利グッズやアイデアグッズが少ない。 アジアからの便利グッズ、例えばスペースを取らない靴箱とか、トイレや洗面所につける 突っ張り棒などは、まれに高級住宅街のマイナーなセレクトショップに一個だけ売ってたり するのだが、べらぼうに高い。 だから、アジア製の便利グッズはメキシコではほとんど買ったことがないが、 つい買ってしまった。 これ↓ 「餃子製造マシーン」 でもこれ、本当はアルゼンチン食材店で買った「エンパナーダ製造マシーン」だ。 アルゼンチン料理のエンパナーダは、パン生地に味付きひき肉を挟み、半月型にして油で 揚げたもの。 しかしこの機械、構造は餃子製造マシーンと同じだ。 表記は英語なので、アメリカ製らしい。ただ、明らかにエンパナーダ用ということは、 一度アルゼンチンに渡ったであろうこの製造機。 「両親はアメリカで生まれ、その後一家でアルゼンチンに移住。そこで私が生まれ、 日本語はあまり話せない。今は単身、メキシコの日系電機メーカーで働いてます。」 海外で生まれ育ったにもかかわらず、その体の中に、アジアの“便利さ・性能を追求する 勤勉ぶり”を宿し、異国で頑張っている―そんな日系人にふと出会ったような、どこかで つながっているような懐かしさ。 この製造機のアイデアがアジアで生まれたものなのか、アメリカで生まれたものなのかは 定かではないが、妙に親しみのある半月型に波打つ綴じシロ・・・。 う~む、やはり同じアジアの血が流れているのではないだろうか、このマシーン。 そんな郷愁に誘われ1000円も出して買ってしまった。 しかし、大・中・小とあり、小が日本の餃子サイズ。さすが外国製、サイズが全般にでかい。 大は、片手ぐらいの大きさだ。 ・・・巨大餃子を作るしかない。 お友達スー店長のお店エル・ボラーチョ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月03日 00時21分04秒
[これは何か?] カテゴリの最新記事
|