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ユ カ イ ・ カ ケ ラ

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2006年06月20日
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===日記より引用===
山梨のサッカー」(山日ライブラリー)の第5章「世界へ広がる山梨のサッカー -中田英寿を育んだ土壌-」に似たような「事件」が書かれている。引用します。
---以下、引用---
 ヒデが二年生になったばかりの頃だったと思います。あるとき試合に負けて、怒りに燃えた私は例によって、「罰だ。50本ダッシュしろ」と命じました。子どもたちは不承不承ながら当然のことのように「罰」を受けたのですが、ヒデだけはベンチの脇に立って走ろうとしないのです。怪訝(けげん)に思った私は、
「どうした。なぜ走らんのだ!」
と語気を荒げたのです。ヒデの答えはこうでした。
「走る理由が分からない。俺たちだけが、走らなければならないのは納得できない。皆川さんも一緒に走ってくれ。だったら俺も走る」
 私には返す言葉がありませんでした。頭の中が真っ白になりました。彼の言葉は、私の急所をもろに突き刺すものでした。試合に負けたのは選手だけの責任ではなく、指導者の責任でもあるわけです。ですから罰を選手に課す以上は、指導者も同じ罰を自らに与えなければいけないことになるのですね。
---引用おわり---

結局、このコーチは子どもたちと一緒に走り、20本でダウンしたそうです。現フォルトゥナサッカークラブ代表の皆川新一さんの話。ヒデは中田英寿。
皆川さんは、「事件」のとき、ふざけたことを言うなと殴りつけていたら、果たして中田英寿という個性は、世界に羽ばたくことができたでしょうか。そう思うと、時々ぞっとすることがある、とも書いています。

なかなか子供の言えるセリフではない。
===日記引用おわり===

過去の日記より引用しました。彼の行動は指導者にも影響を与えています。
ヒデは子供のときからヒデでした。中学生のときにはすでに備わっていた。

賛否両論あるかもしれないけど、ヒデや川口のような「強さ」はどうすれば身につくのか、育つのか。
これからの代表の姿として引き続き、foot001さんの言う、選手の発想や自主性を重んじた大人のチームを期待したい。
そのために、どうすればヒデのような自主性を持った選手が多く出てくるんだろうか。
ヒントはないだろうか。

なんとなく、今の代表でヒデは浮いてしまっているような気がする。
でもヒデの言っていることは正しいと思う。
日本代表は意見をぶつけ合うような議論ができる集団なんだろうか。
仲良しでいることだけが良いことだとは思わない。





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最終更新日  2008年08月03日 17時16分13秒
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