011963 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

わたしの解体心書

わたしの解体心書


老いゆくものの本音をシェアできる場にしたい。

社会との関係で、老老介護で、家族関係でなど

身近の人とは話せないこと、でも誰かに分かってもらいたいこと

自由に書き込んで輪を広げられたらと思います。

2017.04.01
XML
カテゴリ:HAWAII




先日読んでいた本のなかに
こんな文がありました

「 みんな ハワイにきて 天国みたいだって いう

でも違うんだよ

ほんとは ハワイが天国みたいなんじゃなくて 天国がハワイみたいなところなの 」


今朝 子供達を送り出して

早朝の庭に出た

1日のはじまりを驚かさないように、ほんとうに遠慮がちにそっと
ふきはじめた繊細な風が
ねむっていた大気を柔らかく撫でていく

朝露で濡れた緑に
まぶしい太陽のひかりが注がれて
一瞬一瞬
「めざめ」のエネルギーが大地から湧き上がっていくのを目撃する


ビジターだったときから
ここを訪ねるたびに
ハワイの空気はどうしてこんなに甘いのか
いつも不思議だった

花の香りなのか
だとしたら何の香りなんだろう
はてさて ホテルでよく使われているリネン用の柔軟剤のかおりだったりしてと
疑ったこともあったけれど(笑)

でもよく感じて見たら 甘いというのは 香りの味のことじゃなくて
なんというかこの柔らかでしっとりして

これはここにきたことがある人にしかきっとわからない
世界のどこにもない「空気のちから」のことなんじゃないかと 思うようになった

もしかしたらこれのなかに感じるなにかを
ハワイ古代のひとたちは

「マナ」
と呼んでいたのかもしれないなと思う

この地球は生きていて
きょうも呼吸していて

それは わたしたちを 見えない力で 活かし育み
眠らせ,そして 目覚めを与え続けている


この世界のすべてのなかに
もちろんわたし自身のなかにも

「マナ」が 息づいているのだと
教えてくれているような気がする







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017.04.01 12:57:43
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.