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昨夜、布団の中で考えていた。
クリスマスを一人で過ごすよりも、誕生日を誰にも気づかれず、独り過ごす方がずーっと寂しいと言えるのではないか。 いや別に確たる論拠もないが、漠然とそう思ったのである。 かの漫画「最強伝説黒沢」の主人公は、自分の誕生日を誰かに気付いてもらうために、わざわざ仕事場のカレンダーの誕生日のところに自分の名前を書き、唐突に星占いの話を始めて自分の星座を高らかに叫んだという。 うん。寂しい。どー見ても寂しい。 クリスマスクリスマスと憎しみの呪詛をつぶやいている方が、ずっといい。だってクリスマスを恨む人は一人じゃないもの。誕生日は何というか孤独だ。 しばらく会っていない知人から、誕生日の時に突然「誕生日めでとう」メールが来ると言うのはとっても幸せなことであると思う。 よくもまぁ、そんな細かいことをいちいち気遣えるものだと、私は驚きあきれる。しかしそんな気遣いだけで人一人を幸せな気持ちをするのには十分なのである。 そんなちょっぴりの幸せに気付かずにいる人はきっと幸せに違いない。 何でもないような事が幸せだったと思うというのは、それが目の前から消え失せてしまった人の弁である。 僕はいて座ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.11.26 16:32:29
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