テーマ:懐かしのTV番組(6430)
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昔、NHKでやっていた「パンをふんだむすめ」というのをご存じであろうか。
私は幼稚園でそれを見せられた。 とてもとても怖くて、本当に怖かった思い出がある。 なかでも最後に流れる「地獄にお~ち~たー」という歌には底知れぬ恐怖を覚える。 それを先ほど思い出したのでここに書く。 あらすじ 貧しい母親と暮らしている少女インゲルは美しいが高慢な少女であった。 ある日インゲルは金持ちの老夫婦に見初められ、養子として貰われていき、毎日毎日綺麗な服に身を包み幸せに暮らしましたとさ。 ところが老夫婦が、たまには母親に会っておやりと、インゲルを着飾らせ、パンを1斤持たせてインゲルを里帰りさせる。嫌々ながら故郷へ向かうインゲル。 故郷へ着いたインゲル。だが彼女は道の向こうに母親を認めるや、そのみすぼらしい姿に逃げ出してしまうのである。インゲルを追う母。逃げるインゲル。ところが逃げるインゲルの行く手にぬかるみが立ちはだかるのだ。真新しい靴を汚したくないインゲルはここで策を講じる。持っていたパンを足がかりにぬかるみを渡ろうというのである。 インゲルはパンをぬかるみに置き、その上に足を置いた。 ところが、その途端に、パンもろともインゲルの体はぬかるみにずぶずぶと沈み、二度と浮き上がることはなかった。 ここでこの曲が流れる。 パンをふんだむすめ この話。ちゃんと続きがあるらしく、最終的にインゲルは小鳥として生まれ変わり、いろいろあって天国へと向かうらしいのだ。 ものを大切にしなくてはいけませんよという教訓にはなろうが、それ以上に深刻な何かを脳裏に刻みつける番組であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.02.04 15:37:46
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