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今日は、五箇山合掌造りの紹介をします。
五箇山は、富山県の南西端にある南砺市の旧平村、旧上平村、旧利賀村を合わせた地域を言います。 五箇山の「相倉」と「菅沼」の二つの集落には合掌造りの建物が多く残っており、1995年に白川郷の合掌造りとともに、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。 この地域は世界的に見ても有数の豪雪地帯で、そのような風土から傾斜の急な大きな屋根を持つ合掌造りの家屋が生まれました。 相倉合掌造り集落は、国道304号より少し入ったところにある23戸の合掌造り集落です。 駐車場に車をとめて散策すると心がとても落ち着きます。 合掌造りは今も住居として使われていますので、散策には注意とマナーが必要ですが、中には旅館として泊まれる建物もあります。 中で食事ができるところもあります。 菅沼合掌造り集落は、9棟の合掌集落が現存しており、そのうち2棟は江戸時代に建てられた建物です。 また、村上家は五箇山合掌造りの典型を今に伝え、昭和33年に国重要文化財に指定された建物で、民俗資料館として公開されています。 岩瀬家は国重要文化財に指定されている五箇山最大の合掌造りで、今から約300年前に当時越中の豪族藤井長右衛門が8年かけて建設しました。 五箇山地方の民家としては最も発達した合掌造りの形式を示しています。 五箇山民俗館は、改造が最も少なく、五箇山随一の均整美のとれた合掌造りです。 生活用具や娯楽用具、衣類などを展示しています。 このほか、多くの施設や見どころがあり、この地方独特の文化を知ることができます。 五箇山合掌造りの詳細は、こちらの五箇山商工会のホームページをご覧ください。 みなさんも五箇山に行ってみませんか。 日本全国旅行案内所TOPへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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