ビバーク練習@北アルプス(2)
(1)からの続きこの日はakihageさんと南アルプスの予定でしたが体調、天候共に良いときでないと厳しい(ギリギリな)コースだったので金曜日の昼に中止ということになった。しかしこの週末にビバーク練習に行っておかないと後が日程的に厳しくなるという事情があったのです。(2回目も行かないといけないしね・・・)帰宅後、装備の見直し等をしていたら出発は23時を過ぎてしまいました。今回の装備面の新ネタはコレ!(1)最新型ペットボトル「○ロハス」(笑)極薄、超軽量です。使わないときはたためるし、使うときは息を吹き込むだけで復元(^^;(2)張り綱自宅にたまたまあった2mmのナイロンコード(切断荷重58.5kg)を使ってhiroさんの真似(^^; これはとりあえず感じをつかむための試作品です。ツェルトの収納袋に入るのが嬉しい。その他ビバーク関係装備---------------------------------------------------------------------マット・・・・・100円銀マット(1mm厚)ツェルト・・・・・モンベル U.L.ツェルトツェルトポール・・・・・モンベルペグ・・・・・なしシュラフカバー・・・・・モンベル PLTX.スリーピングバッグカバーレスキューシート・・・・・2枚を張り合わせてさらに筒状に加工---------------------------------------------------------------------上記はペグ無しを除いて5月に行った大峰山、野辺山ウルトラ前泊の時と同じです。八王子ICが0時頃、松本IC、奈川渡ダム、安房トンネルを通ってスタート地点の中尾高原口には4時頃に到着しました。無料の駐車場に車を止めて少し仮眠。西の空は明るいですが少し雨が降ってます。6時に駐車場を出発。登山口。電話ボックスは使えません。ここを左に上がる。笠ヶ岳までたいした距離じゃないのにコースタイム9:30って長いなと思っていたんですがすぐに納得。クリヤ谷は歩きにくいです。岩を伝って渡れない渡渉も数箇所。このあたりで手を滑らせて負傷(><)擦り傷だらけになった。「慎重に行け」というお告げでしょうか。錫杖岳とエボシ岩急登もあり。周りを見渡すと急な斜面に囲まれている。足元にヒルを発見。丹沢でおなじみのヒルより大きく、色はつやのある黒で頭がT字型。息を吹きかけて反応をみたり、踏んでシューズに張り付くか試してみたり観察(^^)丹沢のヒルのように積極的に登ってくる感じはなかった。(後で調べたらクロイロコウガイビルという種類らしい。吸血はしない)さらに進むとヒル対ミミズの対決に遭遇。6月に北丹沢でも見たオレンジ色の大型のヒルでこれもコウガイビルの一種。ミミズを食べるらしい。勝負はもつれにもつれております。このクリヤ谷のコースは歩きにくくてまた行きたいとは思わない道でした(苦笑)でも草や笹は刈ってあってメンテはされているようです。笠ヶ岳山頂。100名山ゲットですが何も見えず。山頂付近は瓦礫の山って感じで全ての石が浮石状態^^。さっさと先に進むと笠ヶ岳山荘。売店、水(蛇口)あり。たまにガスが晴れて遠くが見えます。ここから双六小屋までは走れるところ多し。トレラン向き。晴れていれば最高のはず・・・雷鳥。シャクナゲ。バイケイソウ途中にある「大ノマ岳」にも登る。コースは巻いてますがなんか無視できなかった(笑)雨の中、双六小屋に到着。カレーライス補給。この小屋に寄ったのは初めてです。(いつも水だけ入れて通過してた)アルバイトの女の子が元気があって感じが良いです。明日もここを通るのでまた寄ろう。(つづく)