空港で検査員に暴行したとして、警視庁東京空港署は23日、「マサカリ投法」で知られる元プロ野球選手の村田兆治容疑者(72)を暴行容疑で現行犯逮捕した。
同署幹部によると、村田容疑者は23日午後2時頃、東京都大田区の羽田空港第1ターミナル北ウイングの保安検査場で、30歳代の女性検査員の左肩を右手で押した疑い。「左肩は押していない」と否認している。金属探知機に何度も引っ掛かっていたといい、同署が詳しい経緯を調べている。【読売新聞オンラインから引用】
なんとも残念なニュースですよね。村田兆治投手といえばあの豪快な投球フォーム。そして、現役引退後もOB戦などで130km/hを超える速球を投げ込んでいたのを覚えています。そんなレジェンドがこんなこと?って思うのですが、何があったんですかねぇ。言いたくはないのですが、高齢者になってくるとこういったことが多いと聞いたことがあります。自分に否があってもそれを認めないとか「こう思ったらこう!」というようなことがあったりとか・・・。
さて、今回のケースは飛行場での保安検査場において金属探知機(金探)に何度も引っかかったのが発端のようですね。飛行機に乗るには例の9・11の事件以降、保安検査場における金探の精度があがったのか結構引っかかりますよね。私もよくひっかかりました。「こんなのが引っかかるのか?」というものもありましたし、それこそ何度も金探を往復したことがありますよ・・・。
なぜここまで厳しいのか、ということを理解すればそれに協力するのが普通なんですよ。お互いの安全のために、しっかりと確認してもらう。やましいものを持っていないのであればなおさらでしょ。最近は鋏なんかは問答無用で没収されてしまうからね・・・。(実際、私の息子が鞄に入れていた筆箱に鋏を入れていたのを忘れていて、函館空港で没収されたそうです・・・。100均で買ったものだから構わなかったそうだけど)
だから、村田兆治容疑者(←こうなってしまうのか・・・)にとっては、「やましいものを持っていないのに、なぜ金探が反応するんだ!」ってイラついたんでしょうけど、「なぜ金探をしているのか」という基本的なことを理解していたらこんなことにはならなかったんだろうけどね。