マイナ保険証、利用低迷・・・。
河野太郎デジタル相が自民党所属国会議員に対し、マイナ保険証での受け付けができない医療機関がある場合に、公的な相談窓口に連絡するよう支援者に求める文書を送付していたことが19日、判明した。マイナ保険証の利用率は5%程度に低迷しており、利用率向上に向けてなりふり構わずに取り組む様子が浮かび上がる。ただ、マイナ保険証が利用できない医療機関の「通報」を促しているようにも捉えられかねない。【毎日新聞ネット版から引用】 マイナ保険証の利用率が5%と低迷していることから、それを活用すべきはずの医療機関において利用でしていないところを通報させて使わせるように仕向けようとしているようですね。なぜマイナ保険証の利用率が伸びないのか、医療機関において利用が進んでいないのか、そういったところを検証しないままに「通報」させるとはね。政治屋ってそういうことも考えないんだ。 マイナ保険証の利用が伸びないのは、 『現行の保険証でも問題がない』 『マイナ保険証を拒否しても資格証明書がもらえるならそれで充分』 『5年後に更新しなければならない』 『紐づけがいい加減で信用ならない』 『政治屋本人が率先して持つべきなのに持っていない』といったところかな。でも、最大の理由は、 『マイナンバーカードってその取得は任意だったはずなのに、 いつのまに強制になっているの?』っていうところでしょうね。医療機関で利用が伸びないのは、運用が煩雑というところなのでしょうか。その辺はわかりませんが・・・。 それにしても、マイナンバーカードの取得は任意のはずだったのに、それではいつまでたってもマイナンバーカードが普及しないものだから、「それじゃ健康保険証と一緒にしてしまえば、いやでも普及するんじゃね?」って姑息なことを考えたんでしょうね。本来の目的は、健康保険証でも行政サービスでもないところにあるっていうところに不信感があるから、政治屋は作っていないんでしょ。そりゃ国家公務員以外は作らないわな。どうしても普及させたかったら、政治屋が率先して作ってそれを広くアピールするんだな。それだけではなく、マイナンバーカードに対する当初の説明、すなわち『マイナンバーカードの取得は任意ではなく、健康保険証への統合のために強制的に作ってもらうことになった』という重大な変更について国民にしっかり説明して謝罪することだな。そんなこともしないでこんな大事なこと、進めてんじゃねぇわ! ちなみに、私はマイナンバーカードは持っていますが、健康保険証との一体は不信感があるからしていないですね。