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テリ~のほぉむぺぇじ

テリ~のほぉむぺぇじ

テリー事件簿04

ここではテリーが来てから起きたテリーがらみの事件(破壊活動他)の暴露話をしちゃいます。
思い出す度、テリーが事件を起こすたびに増えてゆく予定です。
ここには『暴露その二十二 ~ 暴露その三十』が載っています。

暴露その三十
『テリーと殿様』

昨年から区画整理で廿楽宅の裏手に空き地が出来て、テリーの良い遊び場になってます。
昨年はいなかったんですが、今年の夏辺りから結構バッタやトンボなどが沢山見られるようになりました。
そして、だんだんと寒さがやってくるこの時期。(秋口)
数年ぶりにその空き地で『殿様バッタ』と遭遇しました。
私は子供の頃に何度か捕まえた記憶があるのですが、テリーは初めて出会うバッタです。
興味深々で鼻を近づけ・・・。
ババババババ・・・・。
殿様バッタ3メートルくらい先に飛んで逃げる。
ザッシザッシと雑草を掻き分け、テリー追いかける。
追いついたところで又殿様バッタ飛ぶ。

ザッシザッシ・・・ババババババ。 ×3位追いかけっこをしていました。

そして4度目の追いかけっこの最中・・・。

バババベチ!ぼて。

殿様バッタが廿楽宅の隣に立っている倉庫の壁にぶつかり墜落。
ふっふっふ♪と、とても嬉しそうに墜落した殿様バッタの匂いをかぐテリー。

ババベチ!ぼて。

テリーに匂いをかがれるのがよっぽど嫌なのか気力で殿様バッタは飛び上がるが、またしても倉庫の壁にぶつかり墜落。
バッタの落ちた先に鼻を埋めるようにしてまた匂いをかぐテリー。

再度勇気を振り絞り飛び上がる殿様バッタ。
ババガゴ!!ジタバタジタバタ・・・
飛んだのはいいが、角度を誤った。
殿様バッタ倉庫の隙間に挟まる。
しかもテリーの目線の高さ位置。

上半身隙間に埋もれ、ジタバタと大きな足でもがくが・・・
ふぅっふっふ~♪と匂いをかぐどころか口に入れそうな勢いで鼻をふんふんさせるテリーに邪魔をされる。

廿楽:「テリー。せめてバッタが抜け出すまで待ったげなさい」
なんだかとてもバッタがかわいそうになったんで、とりあえずテリーを座らせて抜け出すまで待たせる事にした廿楽。

ようやく邪魔者がいなくなり、おっきな後ろ足で渾身の力を振り絞り挟まった身体を引っこ抜こうと頑張る殿様バッタ。

グイーグイー・・・ジタバタジタバタ。グイグイー・・・ジタバタジタバタ・・・・

暫く眺めていたが、身体だけが回転して一向に抜ける気配がない。

えっと・・・・・・・・・・・・・・・・・(ーー;)手を貸しましょう。

見かねた廿楽、テリーう●P用キッチンペーパーを片手に殿様バッタのもがく下半身を掴んで

廿楽:「てい!」

すぽん!

殿様バッタ救出。
とりあえず見た目身体に欠損などがない事を確認して地面に下ろす。
ふっふっふ~♪と、すかざす殿様ばったの匂いをかぎにやって来るテリー。

廿楽:「テリーまた挟まったら可愛そうだから・・・もうやめときなさい」
鼻を押し付けんばかりに近づけるテリーを殿様バッタから離す。

ぺぺぺぺぺ・・・・

微妙に頼りない音をさせつつも5、6Mほど跳んだ後姿を眺め・・・心の中で「頑張って生きろよ~」とエールを送り。
お家に帰りました。

来年も殿様バッタに会えるといいな。


暴露その二十九
『ババババンバン』
最近ですが、俗に言う風台風の時に合った出来事です。(2004年9月の台風)
この日は台風が近づいている所為で、朝からあいにくの雨模様。
雨自体は強くないけれど風が結構強くて、夜中も家がギシギシ言うほどふいてました。
普通に傘さして家を出てもさす意味がなくなりそうなほど風に持っていかれる・・・。
こんなお天気でもちゃんとテリーはお散歩に行きます。

いつものように雨仕様『東京都指定テリー(東京都指定ゴミ袋で作った雨合羽)』のテリーを連れて外に出る。
バババババ・・・テリーの雨合羽が雨風に打たれて大きな音を立てる。
テリーは全くその音を意に介さずマイペースに空き地の草と付きの匂いをふんふん嗅ぐ。
そしてちょっと先の朝顔が何故か咲いている一角に向かおうとした途端
ブワンとひときわ強い風が吹きテリーの雨合羽が ボブ!と膨らむ。
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・あらまぁ(^^;)
風が過ぎた後のテリーはまるで中腰にかがんだ瞬間にスカートめくりされた女の子状態。
首の方まで雨合羽がまくれあがって、通り過ぎた風の形を作ってました。
もちろんオケツから背中まで一瞬でぐっちょリ。
ハァァ・・・雨合羽意味ない。(T~T)でもま、コレはしたかないか、風強いから・・・。

まくれあがった合羽を元に戻しお散歩再開。
よく行く公園をぐるっと回っている最中、またしても強風!
バババババババ・・・ベバンババンババンバババババ・・・
おう!(@0@;)
テリーのおなかの部分で合羽を止めていたガムテープが風の圧力に負けてぴっぺがされ、マントのように風にたなびく東京都指定雨合羽!
しかも、風に向かってマントをたなびかせるテリーは
濡れてバサッとした毛並みがワイルドな雰囲気をかもし出し、
眇められた瞳が鋭い眼光を放っていて、
ちょっとかっこいい。

(親馬鹿ビジョンです現実は↓にあるとおり)
雨に濡れて貧相にケバ立ち、ある意味野良犬チックな姿で
強風の為しっかり開けていられない目に雨が入って涙ちょちょ切れ状態で、
強風とマントに引っ張られ転びそうなのを必死に耐えている。

状態。
もうお散歩続行不可能。
慌ててテリーの体から雨合羽を取り、ダッシュで家に帰りました。

余談:東京都指定雨合羽
風力に負けて引っぺがされたんで、おなか部分のガムテープ補強したけれど、今度は風をガッチリ捕まえてふくらみ、
テリーちょっと身体を風にもっていかれる形で(一瞬浮いたように見えた)派手にすっ転びました。
更なる改良が必要です・・・。


暴露その二十八
『テリー初めて死を知る』
これまたテリーがまだ若犬だった頃のお話です。
テリーのお散歩コースの土手に一羽の鴨が死んでいました。
先に死体に気づいたのは廿楽。
なので違うコースを進もうとしたんだけど、すでにテリーの鼻には鴨の匂いをキャッチしていた。
殆どのワンがそうなように、テリーも鳩や鴨が居ればダッシュで追いかけます。
だからテリーは頑として、『こっちに行くの!』と動かない。
・・・(しかたないな)と普段のコースを回る事にしました。
鴨の死体にダッシュされても困るので、かなりリードを短く持って警戒しながら鴨ポイントに近づく・・・。
鴨に何があったのかわからないけど廿楽が見た限りでは目立った外傷もなく綺麗な状態で死んでました。
このときふと、隣で鴨を見たテリーの様子がなんだか違うことに気づいた。
首の後ろの毛をブワッと逆立たせ、尻尾はおなかにビタ!っとくっついて、耳はペタっと寝ちゃってる・・・。
明らかに足がブルブルと震えて、怯えて腰が引けちゃっている状態。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。(・_・;)

こんなテリー、初めて見た。

でも、何かを確かめるように、ゆっくりと鴨の死体に鼻を近づかせるテリー。
なんだかテリーの行動をとめちゃいけない気がしてそのまま見守る廿楽。
本当に少しの間、ふんふんと匂いをかいでたと思ったら、テリーはいきなりダッシュでその場を離れました。
当然リードを短く持っていた廿楽も思いっきり引っ張られる形でダッシュ。
5、60Mくらい走ってテリーは止まりました。
もう鴨がカケラも見えない距離なんですが、それでもテリーは怯えたような、感じでくるくると落ち着きがなくって・・・(;_;)
廿楽:だーいじょうぶ大丈夫。こわーくない怖くない。テリーは大丈夫。
思わずその場でお座りさせて正面から抱きつき、背中をぽんぽんと叩いて、落ち着かせました。
カタカタとまだ震えてたけど、暫くすると大きな吐息をついて復活。(良かった)
その後何事もなくお散歩の続きをし、帰りは鴨ポイントを避けて違うルートで帰宅。

テリーが初めて触れた死の匂い・・・。多分相当怖かったんだと思う。
そして、この時テリーなりに死を理解したんではと私は勝手に思ってます。
その後、数回他の動物の死体に遭遇しましたが、怯えた様子もなく、チラッと目で確認するだけになりました。


暴露その二十七
『テリーとうん○』
テリーがまだ若犬だった頃のお話です。
いつものように日曜日、廿楽はテリーをつれて近くの土手にお散歩に行きました。
良く行くこの土手はワンコの散歩する人が沢山います。
大部分の方がちゃんとうん○のをちゃんと持ち帰る人なんですが、野良ワンコもいるし、マナーのなってない人もいます。
なので、土手を歩く時にはちょっとした注意が必要です。
テリーも草の匂いを嗅ぎ嗅ぎ避けて通ります。
しかし、この日はちょうど仲の良いワンコとすれ違いました。
テリー尻尾フリフリそのワンコに視線釘つけ。
そして、
うに

ぶわ! びよ~ん

後ろ足で思いっきり草叢にあったうん○を踏み抜いたテリー。
その感触・・・もの凄かったみたいです。
まず毛がブワっと逆立ち。
たぶん生涯で一番高いであろうジャンプをしました。
そしてダダダダ~と踏んだ後ろ足をフリフリ必死にうん○を振り落とすテリー。
もうお散歩どころじゃない。
早く帰ろう早く足を洗おうとぐいぐい廿楽を引っ張って帰るテリー。
廿楽が責任持って、綺麗に足を洗ってピカピカにしたけれど・・・。
その日一日中どよ~~~んとしたオーラがテリーの体から発せられていました。


暴露その二十六
『ある意味犬ガム?』
テリーがお家に来てまだ間もない頃のお話・・・。
歯の生え変わる時期がやってきたテリーは色んな物をガジガジゴリゴリ噛むことが増えてきました。
痒いんだからしょうがない・・・という事でテリー用に犬ガムを買いました。
しかし・・・テリーは犬ガム自体は大喜びでガジガジするのですが、どうも同じ触感ばかりだと飽きてくるようで、玄関の靴箱、廿楽の二段ベットを解体して作ったテリー用ベットの木の部分もガジガジ噛んでケバケバのボロボロになりました。
まだ、下駄箱とベットならば許せる範囲だったんですが・・・テリーの齧りたい興味は尽きず・・・。
ある朝。
廿楽:ノーォォォ!!テリーなんてことをぉぉぉ(涙)
廿楽が気に入ってよく履いていたスエードのショートブーツがべちょデロンと言う無残な姿で発見されました。
いやぁぁん(T^T)
怒りましたとも・・・そりゃもう怒りました。
そしてそれから暫く朝に靴が無残な姿になる事はなかったんですが・・・
廿楽:テリ~?これは何かな~?んん~?
廿楽が膝までのブーツを履こうとした時に気がつきました・・・。
ブーツの紐が先端に行くにしたがってびちょケバっとなっていました。
むぅ・・・散歩用のスニーカーの紐をかじった時にしからなかったつけがこんな所に・・・。(ーー;)
仕方無しに違う靴で出かける廿楽。
この時、履き替えたブーツ、その場に置いて行っちゃたのは、私のミスだというのは良くわかっています。
でもね・・・。
廿楽が初めてオシャレな靴を買おうと思いたってちょっと奮発したの皮のブーツが・・・。
ニュルっとしててデロっとしててクタっとした物体に変わっていた時には本気で涙が出たよ・・・。
しかもなんで私の靴ばっかり齧るの~?(/△\)しくしくしく・・・。
は!・・・もしかして、ブーツの材質が悪かったのか?皮とかスエードだったから犬ガムだと思われたのか?そういえば、一回靴の形の犬ガム親が買って来てあげてたっけ・・・まさかその所為なのか?!
いやん。考えれば考えるほど『廿楽ブーツ=犬ガム』の方程式が完璧に近くなってゆく~。(T^T)


暴露その二十五
『テリーの野性目覚める?』
テリーが初めて遠出をしたときのお話です。
廿楽のお友達で当時サバイバルゲームにはまっている女の子がいました。
そして、何度か廿楽もサバイバルゲームやろうよ~とお誘いを受けたのですが、テリーがいるので断っていました。
そんなある日、『犬連れてきてもいいってよー廿楽がゲームしている間面倒見る人もいるし♪山だよー広いよー犬好きいっぱいだよーテリー喜ぶよー』とそのお友達からサバイバルゲームのお誘いが・・・。
サバイバルゲームに興味もあったし、何よりテリーを連れて行ってもいいという魅力に引かれて、彼氏に車を出してもらいレッツゴー!!
ゲーム仲間さんのご好意で、とっても長いリードをつけてもらったテリーはゲーム待ちの人や、廿楽たちにかまってもらえてご機嫌。
なんと『フレンダー』という名前まで付けてもらってました。
*注*新造人間キャシャーンという昔やってたアニメに出てきた機械の犬の名前です。
そして、廿楽初めてのサバイバルゲーム参加。
廿楽:テリーいってきまーす。
と仲間とともにエアガンを持って廃屋へ消えてゆく。
彼氏とテリーは今回のバトル休憩の人と一緒にお留守番。
しかし・・・テリーは知らない土地で廿楽が見えなくなったことにメチャメチャ不安を掻き立てられてしまったみたいで
テリー:キュゥ~ヒャーン。ワンワンワン!ピィィィ~
とリードいっぱいいっぱいまで建物に近づき大騒ぎ・・・。
しかし・・・廿楽はエアガンの弾が飛び交う廃屋の中・・・どんなに甘え鳴いても廿楽に声が聞こえない。
あきらめたように泣き止んだテリーは暫くうろうろした後、急にぺたんとお座りし・・・。
ウオォォゥオウオウオウオウォォォゥゥゥゥ・・・。
オアウオアァゥウウオォォォゥゥゥ・・・。
ウアオウゥンウゥ~オウゥゥウウウウゥゥゥオウオウゥゥゥ・・・。

後で見ていた人に、『ホントの狼みたいだったよ』といわれる遠吠えをして廿楽を呼ぶ。
この遠吠えはゲーム中の廿楽に届いた。しかしゲーム中に逢いに行くことはできない。
結局ゲームが終わるまでテリーは何度も遠吠えをした。
ゲーム後廃屋から覗き見た遠吠えるテリーは確かに狼のように見えなくはなかった。(遠目だったし・・・)
走ってテリーに逢いに行ったら、尻尾フリフリもう何で来なかったの?寂しかったよいっぱい呼んだんだよ~。喜びのジャンプ鼻アッパー!ジャンプ鳩尾アタック!!体当たり!!!等のコンボを食らいました。
そしてそんなテリーの姿にゲームの参加者さんが、飼い主と離れるのが寂しいなら防具とフレンダー(テリー)専用武器(ランドセルみたく背負うタイプで、向いた方向にひたすら弾を撃つ)でも作って今度は一緒に参加させようといってくれた。
嬉しいですが・・・止めてください。
もしその装備を着けたテリーが一緒にいたら・・・ゲーム中ずっと後ろから一斉射撃受けるのは私です・・・。
流れ弾でもイタイのに・・・ひたすら至近距離で食らったら泣いちゃいますよぉ。


暴露その二十四
『災難テリー』
夜のテリーはとても我侭。
今では自由に上り下りが出来ないのでなくなりましたが、足が健在な頃は気まぐれで夜中に一階と二階を行ったり来たりしてました。
二階の両親の部屋で寝ていて、一階に降りたくなったりすると寝ている母親の枕もとに忍び寄り、暑い吐息を『ぶふぅ~ん』と顔中にかけて起こします。
時間は大体夜中の3時あたり。
ちなみに一階に下りる廊下は廿楽の部屋と繋がってます。
当然この時間帯、真っ暗で階段が見えないので、電気をつけます。
すると廿楽の部屋に電気の光が入り込んで廿楽の目が覚めます。
(うがぁぁまた降りるんかい~)些細なことで目を覚ます自分にも腹が立ちます。
酷い時にはそれから一時間もしないうちに一階から
ぴぃえぇぇ・・・ぴぃぃ・・・ん・・・きゅぅぅん
と『上にいきたいの電気付けてぇ~ん』とテリーの甘え鳴きが廿楽の部屋に響く。
(ぬぁぁ・・・てぇりぃぃ~(ーーメ))
眠い目をこすってテリーのために電気をつける。
この頃は結構家族みんな眠りが浅かったと思います。
ある日、テリーがまた夜中に二階から下に下りようとしてました。
両親の部屋のドアが空く音がし、廿楽の部屋に光が入り込みます。
いつもならばその後『とん、どんっ、とんとん』とテリーが階段を下りる音がします。
しかし・・・この日は
とん、とん、とん、 カチ ガダダン! ガンゴン!! きゃぁぁ~!
でした。
ビックリして飛び起きると廊下で母親があわわわっわわと慌ててる。
母親:育ちゃん(廿楽)あのね、降りてゆくテリーが心配で覗き込んだら階段の電気に触れて消しちゃったの。
母親:そうしたらね、テリーが落っこちちゃって・・・。
廿楽:えぇ?!だ・・・大丈夫なん?テリー?
慌てて下に下りてゆく廿楽と母親。
テリーは・・・居間のテーブルの下にもぐりこんでました。
テーブルの下にある毛布をすっぽり被って何度呼んでもでてこない。
怪我でもしてたら大変なんで、母親と二人でテーブルを担ぎどかして、毛布芋虫を剥くと、耳をこれ以上ないくらい寝かせて、目を閉じてひたすらに平謝りモードに入っているテリーがでてきました。
全身から『お母さんごめんなさいごめんなさいもう我侭言いません』オーラがにじみ出てる・・・。
母親が『テリー・・・わざとじゃないの、ごめんねごめんね~』と必死に宥めるが、ずりずりと謝り姿勢で後退するテリー。
幸い怪我がなくすみましたが、結局その晩テリーはずっと一階で謝りモードのまま毛布に包まってました。
そしてこの日以来、テリーの夜中の移動は格段に少なくなりました。
懲りたみたいです。


暴露その二十三
『テリー、初めてのヒート』
テリーを飼いはじめてから初めてのヒートを迎えた時のお話です。
今まで廿楽宅ではオスのワンしか飼ったことがなく、ワンのヒート初体験です。
テリーは室内犬なので、いたるところに血が・・・。
まぁ、それはしょうがない。気づいた人が拭くようにと全ての部屋にテリー用雑巾を配置して対応。
これも結構大変だったんですが、なによりも大変だったのが、テリーねらいの雄ワンの待ち伏せです。
この頃廿楽宅近くには放し飼いのワンコ(茶と白各一匹)、野良ワンコ(茶色)、首輪抜けの達人ワンコ(茶色)がおりました。
毎朝玄関には野良ワンか、放し飼いのワン(白)が大抵待機してます。
そして台所にある裏口には首輪抜け達人ワンコが陣取ってます。
毎回『く~も~りガラスの向こうに犬の影~♪玄関も裏口も犬の影~♪』と歌いたくなります。
そしてテリーの匂いのついたものは何でもワンにもっていかれてしまいます。
おかげで、裏口にあったサンダルは数足分なくなりました。
散歩に出る時はしなりの良い細い棒を持ちリードに繋がれていないワン達を牽制します。
一定距離以上以下づいたら『ぺしぺし』たたいて牽制です。
ちゃんと飼われているワン達はヒートの子がいるとリードを離したりはしませんし、こちらもヒート中は時間をずらしたりして、無用なアクシデントは避けます。
が、緊急事態は多々起きます。
そんな時はリードを円を描くように回しながら、ワンの進行を防ぎます。(さすがに散歩友達のワンに棒は振るえません)
数日が過ぎヒートも終盤にかかる頃、雄ワンからの愛のマーキングを受けつづけた玄関のスライド部分が、壊れてしまい開き難くなりました。
そして、思いを遂げられなかった雄ワンコ達のラブパワーはテリーの匂いが染み付いた私たち家族まで及びだしました。
ちょいと買い物に出ようとしたら玄関にいつも散歩の時に同伴してくる野良ワンコ。
廿楽:ハイハイどいてどいて~テリーは二階だよ。ここにはいないよ。
と、どかそうとしたら
野良ワン:この際!君でもイイ~!!ラブラブちゅ~!!!(☆0☆)
廿楽:ちょっとまてぇぇ!!私はいやだぁぁ!!!・・・<<<<0(ーー0)
がぶぁぁっ。ガシッ!ベシベシ!バリ!とうりゃぁぁ!!!
がぶぁぁっ・・・野良ワン立ち上がり廿楽に襲いかかる。
ガシッ!・・・廿楽の腿付近をしっかりとホールドする野良ワン。
ベシベシ!・・・ホールドした野良ワンを引っぺがすべく鼻っ面にチョップする廿楽。
バリ!・・・ジーンズに嫌な傷をつけながらも廿楽に引っぺがされる野良ワン。
とうりゃぁぁ!!!・・・廿楽が引っぺがした野良ワンを『ぺぃ!』っとスイングさせて空き地に放り込む。

空き地に放り込まれた野良ワンが体制を立て直し廿楽とにらみ合う・・・。
・・・・・・・・・くるっ。タッタッタ・・・・。
暫くのにらみ合いの後、野良ワンが向きを変えて走り去る。
っしゃぁぁ!廿楽の勝ちぃ!
ちなみに廿楽はこの類の戦闘・・・数回こなしました。二匹同時もありました。
それにしてもホールドするワンの力って結構強いですよね、あの頃は腕にも足にもミミズ腫れができましたよ。
テリーはもう去勢手術をしています。あの頃の大変さ、今では楽しく懐かしい思い出です。


暴露その二十二
『テリーアタック』
テリーがまだ若かった頃、とにもかくにも色んな物に興味を引かれていました。
興味あるのはいい・・・それに近づくのもまぁ許そう・・・興味があるんだし・・・。
でも、家の中でテリーの興味を強く引く動く物・・・ゴキ●リ。
あの頃のテリーはゴキ●リを見つけると狂喜乱舞して、アタック!!
テリー自身わりとトロい生き物なので、100発100中というわけではないんですが、20~30%位は当たります。
テリーの体重の乗ったパンチを受けたゴッキーはどうなるか・・・皆さんのご想像どおりです・・・。
そして、テリーはそれをスパーンと前足ではじいて遊ぶんです・・・。(TT)
なので、テリーがそれで遊んでいるのを見かけると家族は怒ります。
怒られたテリーはどうするか・・・。
『ごめんしゃい』とこちらに甘えジャレをしてきます。
ゴッキーの中身がついた足で・・・(((((+ +;ひぃぃぃ。
ま・・・ゴッキーならば足で攻撃するのでまだいいんですが・・・外で大型の虫に出会ったときが最悪です。
冬以外の土手は生き物の宝庫です。
テリーの行く先々にアタック対象があります。
うあ。蝶々だ~ ぱく!
おや、コオロギかな? ぱく!
お、おっきなバッタだ~ ぱく!
・・・(T◇T)なんで?なんで落ちている食物を拾い食いはしないのに、昆虫はバクバク口に入れるのぉ~。
その度に慌てて口の中に手を突っ込んで昆虫を救出する私。
大っ嫌いな蝶々を同じ日に二回パク!された時は殺意が一瞬沸きました。
そして、口をこじ開けられ、昆虫を取られたテリーはその口で『ごめんしゃい』のキスを・・・
!!(((((+ +;いぃぃやぁぁぁ~!その口のままこっちにくるなぁぁ~!
かなり必死で逃げます。誰がなんといおうと、逃げずにはいられません!
テリーがある程度年食って落ち着くまでかなり沢山の攻防と、『だ~し~な~さ~い~~~』をやりました。
しかしいまだに穴掘りの途中で見つける蛙とか、モグラは引っこ抜いて遊んじゃう。
そして、廿楽が怒る前に穴掘りを止めて、足と鼻と口を真っ黒にして『泥だらけになってごめんしゃ~い』と満面の笑みで廿楽にジャンプアタック!
絶対わざとだ!わざとやってるだろ?テリ~(ーーメ)

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